エアコンの能力を決めるのは冷媒の循環量。圧縮機モーターの回転数を高めればハイパワーが発揮でき、低速回転にすれば省エネになります。しかし初期のエアコンは、圧縮機モーターの回転数が一定。高速回転も低速回転もできないため、パワーは低く、電気代は高くなっていました。そこで生まれたのが、圧縮機モーターの回転数を自由に変えられるインバーター。スタート時は高速回転で素早く設定温度に、設定温度に達したら低速回転で温度をキープし、快適性と省エネを大幅に向上させました。
一定速 | インバーター | |
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特長 | 圧縮機モーターの 回転数が一定 |
圧縮機モーターの 回転数が変えられる |
パワー | ×中速 | ○高速 |
省エネ | ×中速 | ○低速 |
インバーターというのは、周波数変換装置のことです。
エアコンはコンプレッサー(圧縮機)の周波数を変えて冷暖房の能力を調節しています。
このインバーターによって自動的にパワーコントロールが可能になり無駄な運転を抑えたため、省エネとなりました。
日立では、他メーカーがインバーターに交流方式を採用していたのに対し、いち早く直流方式を採用。今ではほとんどのメーカーが直流方式になっています。