あたためのコツ

市販の冷凍食品のあたためかた

食品メーカーが指示するトレーや容器に入れます。
本製品では、冷凍食品を加熱するときは、中央に寄せて置きます。
冷凍食品のパッケージに記載されている置きかたはテーブルが回転するターンテーブル式のオーブンレンジに対応している物があります。本製品はテーブルが回転しないフラットテーブル式のオーブンレンジのため、冷凍食品を端に置くなどすると、うまく仕上がりません。
  • 本製品での食品の置きかた(中央に寄せて置きます)
    • 1個の場合
    • 2個の場合
    • 4個の場合
  • パッケージに記載の置きかた(本製品とは異なります)
    • 1個の場合
    • 2個の場合
    • 4個の場合
レンジ加熱の出力・加熱時間は冷凍食品メーカーが表示しているレンジ500Wまたはレンジ600Wの時間を目安にして、若干長めに加熱します。

加熱室内の温度が高い場合

加熱室内の温度が高い場合、を押したあと、加熱時間が表示されずに食品の保存状態を選ぶ画面が表示されます。
常温・冷蔵の場合は「常温/冷蔵」、冷凍保存した食品の場合は「冷凍」を選んでスタートしてください。

お知らせ
加熱室内の温度が高い場合、スタートしたあとに「保存状態」を選ぶ画面が表示されます。

加熱前に確認する

あたためメニューは食品と容器の重さをそろえる

食品の分量
  • 食品の分量は100g以上にします。オートメニューによって1回に加熱できる分量は異なります。
  • 「使いかた」に記載の各オートメニューのコツやレシピ集に記載の分量を確認してください。
容器の重さと大きさ
食品の分量と同じくらいの重さで、食品を入れたときに容器の7~8分目になる大きさの物を使います。
2個以上の食品を同時にあたためるときは
食品の分量や容器の大きさ・重さをそろえます。

食品は中央に置く

テーブルプレート、黒皿、焼網の端や隅に置くと赤外線センサーが食品の温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。

ふた(内ぶたを含む)を外す

容器にふたをして加熱すると、赤外線センサーが検知できず、うまく仕上がりません。

お願い

100g未満の食品をあたためるときは手動メニューレンジ500Wで加熱時間を20~50秒に設定し、様子を見ながら加熱します。

市販の冷凍食品をあたためるときは手動メニューであたためます。
加熱時間は冷凍食品メーカーが表示しているレンジ500Wまたはレンジ600Wの時間を目安にして、若干多めに加熱します。

あたため(温度設定)による上手なあたためかた

加熱室を十分に冷ましてから
赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。
ふた(内ふたを含む)を外してからあたためます
赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。
チョコレートを溶かすときは
包装を外して耐熱容器に移しかえて4〜5分目まで入れ、平らにしてあたためます。
ベビーフードをあたためるときは
  • 耐熱容器に移しかえてあたためます。
  • 加熱後よくかき混ぜ、食べごろの温度かどうか確認してください。
  • 冷凍したベビーフードはあたためられません。
バターをやわらかくするときは
包装を外して耐熱容器に移しかえてあたためます。
アイスクリームをやわらかくするときは
  • 容器のふた(内ぶた含む)を外してからあたためます。
  • 容器を直接テーブルプレートに置いてあたためます。
1回にあたためられる分量は
  • チョコレート  50~200g
  • ベビーフード  50~150g
  • バター  100~200g
  • アイスクリーム  200~500mL
テーブルプレートの中央に置いて加熱します
テーブルプレートの端や角に置くと、赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。
2個以上を同時にあたためる場合は
テーブルプレートの中央に寄せて置きます。

揚げ物の上手なあたためかた

あたためられる食品は
常温や冷蔵保存の揚げ物です。
1回にあたためられる揚げ物の分量は
100〜500gまでです。
100g未満のあたためはできません
100g以上にするか黒皿に並べて中段にセットし、過熱水蒸気オーブン予熱無180℃で様子を見ながら加熱します。
加熱後に天ぷらなどの底面がベタつくときは
キッチンペーパーなどで油分を取ります。

中華まんの上手なあたためかた

あたためられる食品は
市販の冷蔵・冷凍保存した中華まんです。
皿などの容器は使わない
加熱し過ぎの原因になります。
ラップまたはオーブンシートをテーブルプレートに敷き、その上にのせます。
底に紙がついている物はそのままで
紙をつけたまま加熱します。
ラップなどのおおいはしない
スチームで食品の乾燥を防ぎながら、しっとりふっくらあたためます。
1回にあたためられる分量は
1個(約100g)~4個(約400g)までです。
1個80~90gの物は2~4個、110~150gの物は1~2個まであたためられます。
あんまんは
仕上がり調節やや弱またはに合わせます。

スチームを使った上手なあたためかた

あたためられる食品は
常温や冷蔵保存したごはんやシューマイ、焼きそばなどです。
ラップなどのおおいはしない
スチームで食品の乾燥を防ぎながら、しっとりふっくらあたためます。
1回にあたためられる食品の分量は
  • ごはん  1~4杯分(150~600g)
  • シューマイ、焼きそば  100~500g
容器の種類は
陶磁器や耐熱容器を使います。
冷凍のお総菜はうまくあたたまりません
1 おかずを使ってください。
冷凍のごはんはうまくあたたまりません
2 ごはんを使ってください。
オートメニューであたためられない食品は5 スチームあたためでもあたためられません
手動メニュー(レンジ加熱)で様子を見ながら加熱します。
1 おかずより加熱時間は長くかかります

[8 冷凍(左)と冷蔵(右)]で異なる2品をあたためるコツ

食品を置く位置は(置く位置が決まっています)
左側:冷凍保存の食品右側:冷蔵保存の食品
あたためられる食品は
チルド食品、調理済み冷凍食品のハンバーグや焼きおにぎりなどの焼き物、揚げ物、フライです。
食品の分量は
1おかずで異なる2品をあたためるコツ」を参照します
容器の大きさは
1おかずで異なる2品をあたためるコツ」を参照します
オートメニューであたためられない食品は、2品同時にあたためられません
手動メニュー(レンジ加熱)で様子を見ながらあたためます。

[1 おかず]で異なる2品をあたためるコツ

食品の分量は
1品の分量は100~300gです。
2品の分量をほぼ同じにします。
分量の目安は、一方の分量に対し、もう一方は0.7~1.3倍程度です。
(例:ごはん約150gとお総菜100 ~200g)この分量以外はオートメニューで調理できません。手動メニュー(レンジ加熱)で様子を見ながら加熱してください。
容器の大きさは
食品の分量にあった大きさ、重さの容器を使います。2品とも同程度の大きさ、重さの容器を使います。
上手に仕上げるには
食品により、飛び散りを防いだり適温にあたためるためラップなどのおおいが必要です。
  • タレ、ソース、煮汁のかかった食品
  • カレー、シチューなどのとろみのある食品
表面が乾燥ぎみのときや、柔らかく仕上げたい場合は水やお酒をふるか霧を吹きます。
カレー、シチュー、野菜いためなどは、加熱後、よくかき混ぜます。

飲み物の上手なあたためかた

あたためられる飲み物は
冷蔵保存した牛乳、常温・冷蔵保存したお茶、コーヒー、水、お酒などです。
お茶、コーヒー、水は仕上がり調節に合わせ、お酒はお好みの飲みかたによって仕上がり調節を使い分けます。
加熱前によくかき混ぜます
1回にあたためられる分量(1~4杯分)は
牛乳、お茶、コーヒー、水は150~800mL、お酒は130~720mLです。
あたためる分量と容器の重さは同じくらいにします
飲み物が容器よりかるいときは、仕上がり調節やや弱またはに合わせます。
容器の種類と飲み物の入れかた
  • 容器はマグカップやコップ(背が低く、広口の物)を使い、飲み物を容器の7~8分目まで入れます。

  • 牛乳びんでの加熱はできません。
  • お酒は徳利でもあたためられます。徳利であたためるときはくびれた部分より1cm下くらいまで入れます。分量が少ないと加熱し過ぎの原因になります。
  • びん詰めのお酒は栓を抜きます。
テーブルプレートの中央に置いて加熱します
テーブルプレートの端や角に置くと、赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。
2個以上を同時にあたためる場合は
テーブルプレートの中央に寄せて置きます。
1おかずでは熱くなり過ぎます
食品に合ったオートメニューであたためてください。
仕上がりがぬるかったときは
3 飲み物・牛乳レンジ500Wで、4 酒かんレンジ600Wで様子を見ながら加熱します。

上手な冷凍保存(フリージング)のコツ

ごはんは
1杯分(150g)ずつに分け、2~3cmの厚さで、極端に薄くならないように平らな形にまとめます。丸めたり、指定の分量以上をひとまとめにすると、中まであたたまりにくくなります。
ラップなどで、ぴったり密封します

ごはんの上手なあたためかた

ふた、およびふた付きの容器は使用しない
容器にふたをして加熱すると、赤外線センサーが検知できず、うまく仕上がりません。ふたをして加熱するときは手動メニュー(レンジ加熱)で様子を見ながらあたためます。
1回にあたためられる分量は
常温、冷蔵は100~900g、冷凍ごはんは100〜600gです。
常温・冷蔵のごはんは容器を使う
食品の分量と同じ重さの容器を使います。
冷凍ごはんは容器を使わない
  • 加熱し過ぎの原因になります。ラップに包んだ冷凍ごはんはそのまま、耐熱性のあるプラスチック製の冷凍保存容器で冷凍した物はふたを外してテーブルプレートの中央に直接置きます。
  • 2個以上のときは分量を同じにして、テーブルプレートの中央に寄せて置きます。
  • ラップの重なりは下にします。重なりを上にすると中まであたたまりにくくなります。
チャーハンやピラフは、加熱後、かき混ぜる

酒かんの温度設定

仕上がり調節でお好みの温度(目安)が選べます。

お総菜の上手なあたためかた

1回にあたためられる分量は
100~900gです。
容器の重さは
食品の分量と同じぐらいの重さの物を使います。
ふた、およびふた付きの容器は使用しない
容器にふたをして加熱すると、赤外線センサーが検知できず、うまく仕上がりません。ふたをして加熱するときは手動メニュー(レンジ加熱)で様子を見ながらあたためます。

食品の置きかた

テーブルプレートの中央に置く

食品を端に置いたり、少量の食品を加熱すると、正しく食品の温度を測れずに加熱し過ぎとなり、発煙・発火のおそれがあります。