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appliance design

つながっていく社会を支える

Recognized
Product Design

国内外のデザイン賞において評価をいただいている日立の家電品をご紹介いたします。

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の制度です。1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を発端に、これまで約60年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、現在では広く認知されています。

「良いデザインを求めて」–レッドドットデザインアワードは、世界最大のデザインコンペティションの1つです。レッドドットラベルは、優れたデザインのための最も人気のある品質のマークの1つとして国際的に確立されています。この分野の多様性を専門的に評価するために、レッドドットデザイン賞は「プロダクトデザイン」「ブランド&コミュニケーションデザイン」「デザインコンセプト」の3つの部門に分かれています。

iFデザインは1953年に設立され、そのわずか1年後、優れたデザインの象徴として初めて世界的に認められたiFデザイン賞が授与されました。iFデザイン賞は、世界で最も重要で権威のあるデザイン賞の1つです。毎年、世界中から数千人のデザイナー、建築家、企業が参加し、独立したデザインの専門家によるデザインの評価を受けています。

The Design Concept

生活に溶け込む、こだわりのデザイン

冷蔵庫

洗濯機

掃除機

電子レンジ

大容量×奥行スリム 冷蔵庫

R-GXCC67X

公益財団法人日本デザイン振興会主催

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大石紘一郎

株式会社日立製作所 研究開発グループ Digital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 デザイナー
電気機器メーカーを経て、2019年(株)日立製作所に入社。家電製品のデザインを担当。

「GXCCタイプ」は、日本の住環境やライフスタイルの変化を考慮してデザインした冷蔵庫です。

大容量でありながら奥行を浅く設計しており、一般的なシステムキッチンや家具と横並びに設置しても飛び出すことが少なく、キッチン空間に調和します。

本体奥行は65.4cmで、庫内の奥まで見やすい構造になっているため、食材の管理がしやすい点も特長です。
また、外観では左右対称のドア分割や上部ヒンジを隠す工夫を施し、インテリアに馴染むすっきりとしたデザインを実現しています。
さらに、冷蔵庫カメラやスマートフォン連携機能を搭載し、庫内の確認が可能になり、買い物中にチェックすれば、買い忘れやすでに買ってある食材の二重購入を減らせます。
カラーはグレイッシュな新色や木目調ハンドルを採用し、日本の住空間に映える質感を提供しています。

こうした細かな配慮が評価され、「グッドデザイン賞」を受賞。

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ドラム式洗濯乾燥機

BD-SX130シリーズ

公益財団法人日本デザイン振興会主催

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二宮正人

株式会社日立製作所 研究開発グループ Digital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 主任デザイナー
2017年入社(経験者採用)。
R&D新領域でのプロトタイプデザイン、洗濯機やUIを中心としたデザインチームの取り纏め。

共働きの世帯の増加にともない、たまった衣類をまとめて洗いたいニーズはあるが、限られたスペースの中で設置できることも必要です。「ビックドラム」BD-SX130シリーズは、「大容量化」と「設置性」を両立し、スペースパフォーマンスに優れたドラム式洗濯乾燥機を実現いたしました。

デザイン面では、華美な装飾を排除し、塊の一部をカットするのみの造形処理にとどめ、ありのままの美しい姿を体現しました。
新たに追加されたダークグレー色は、圧迫感を与えず、且つ陰影が際立つ明度を吟味し採用、マットな仕上げと調和する美しいデザインをめざしました。

家事を助ける道具である洗濯機を、暮らしの中に「インテリアの一部」として存在することを念頭に置き、細部にわたりデザインのこだわりを徹底しました。

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全自動洗濯機

BW-X100シリーズ / BW-X90シリーズ /
BW-V100シリーズ /
BW-V80シリーズ

公益財団法人日本デザイン振興会主催

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朴 成一

株式会社日立製作所 研究開発グループDigital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 デザイナー
2017年入社。
金融・医療分野でのプロダクトデザインを経て、洗濯機を中心とした家電製品のデザインを担当。

「ビートウォッシュ」BW-X100シリーズ/BW-X90シリーズ/BW-V100シリーズ/BW-V80シリーズは、日本の住環境や社会課題に対応し、
普及機種としての新たなスタンダードをめざしてデザインしています。

本製品は、設置性を向上させるために本体の高さを従来機種より低く抑えたコンパクト設計を採用し、
衣類投入口の高さや広さを工夫することで使いやすい設計としています。
外観では、凹凸を極力排除し汚れがふき取りやすい清掃性を確保すると同時に、落ち着きのあるマットホワイトを採用することで、
サニタリー空間に調和する品のあるデザインを実現しました。
さらに、洗剤と柔軟剤の投入部分を一箇所に集約するとともに、
糸くずフィルターを大容量化し、二箇所から一箇所に集約することでお手入れの負担を軽減するなど、細部まで使い勝手を追求しています。

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ドラム式洗濯乾燥機

BD-STX130シリーズ

公益財団法人
日本デザイン
振興会主催

Design Zentrum Nordrhein
Westfalen主催
(プロダクト
デザイン部門)

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二宮正人

株式会社日立製作所 研究開発グループ Digital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 主任デザイナー
2017年入社(経験者採用)。
R&D新領域でのプロトタイプデザイン、洗濯機やUIを中心としたデザインチームを取纏め。

「ビッグドラム」BD-STX130シリーズは、大容量対応とお手入れの手間を軽減する機能を備えながら、清潔感と美しさを追求したデザインをめざしました。

華美な装飾を排除し、塊の一部をカットするのみで構成されたシンプルで洗練された佇まいを実現しました。マットな質感と落ち着きあるオフホワイト色で全体を統一することで、住空間に自然に溶け込む仕上げとなっています。

また、自動おそうじ機能によって乾燥フィルターを不要にし、糸くずフィルターに集約。
メンテナンスは約2週間に1回で済むため家事の手間を軽減します。
さらに、ワイドカラー液晶タッチパネルを用い、直感的で分かりやすい操作性を実現しています。
こうした空間を作るデザインや使い勝手の改善が評価され、グッドデザイン賞とRed Dot Design Awardを受賞しました。

※当社調べ。洗濯~乾燥7kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果は異なります。

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スティッククリーナー

PV-BL3M / PKV-BK3P

公益財団法人日本デザイン振興会主催

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大石紘一郎

株式会社日立製作所 研究開発グループ Digital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 デザイナー
電気機器メーカーを経て、2019年(株)日立製作所に入社。家電製品のデザインを担当。

ラクかるスティック「PV-BL3M」・かるパックスティック「PKV-BK3P」は、サイクロン式と紙パック式という異なる集じん方式を、共通プラットフォームで製品化しました。

共通部分では材料の見直しや本体固定ねじの削減を行い、標準質量1.1kgという軽さを実現しています。

使いやすさを追求する為に、部品の配置をミリ単位で調整。そして部品同士の分割線を減らした滑らかなサーフェスによって、手のひらからも洗練された印象を感じられるデザインとしています。

また、再生樹脂の活用や、分別しやすい着脱式の電池構造を採用し、正しい廃棄を促すことで環境に配慮した設計としています。機能性はもちろん、見た目や使い心地にもこだわり、快適さと安心感のあるクリーナーをめざしました。

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スティッククリーナー

PV-BH900SM

公益財団法人
日本デザイン
振興会主催

Design Zentrum Nordrhein
Westfalen主催
(プロダクトデザイン部門)

iF International Forum
Design主催
(プロダクト)

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野村皓太郎

株式会社日立製作所 研究開発グループ Digital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 主任デザイナー
2004年入社。携帯電話、空調機器などのコンシューマー製品を手掛けてきた。
現在は冷蔵庫を中心とした家電製品を担当。

「PV-BH900SM」は、環境への配慮と家電製品の新しい「美しさ」を両立した製品です。

見えない内部の部品として使用されることが多かった再生プラスチックを外装や付属品に使用することで使用率を40%以上※1にまで高めています。
再生プラスチックを外観材料に使用するため、再生材特有の色ブレや黒点(異物)を目立たせないためにダークトーンの色調に纏め、再生プラスチックの3次利用に異物となる意匠材の配合なども排除しています。

また、表面処理や樹脂の選択を工夫することで、高い品質感に仕上げました。さらに、塗装や印刷といった二次加工を少なくし、製品のリサイクル性の向上にも配慮したデザインとなっています。

再生材と共存していく家電製品のあり方に新しい視点を示したとして、2022年度グッドデザイン賞では金賞(Finalist)を受賞。
その他にもIF Design Award、Red Dot Design Awardを受賞し3冠となりました。

※説明で使用している画像はPV-BH900SK。

※1 製品全体のプラスチック素材のうち、質量比40%以上に再生プラスチックを使用しています。
(使用例:製品本体のハンドルカバーや付属品のスタンド式充電台等)

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トースターレンジ

MRT-F100

公益財団法人日本デザイン振興会主催

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北嶋 正

日立グローバルライフソリューションズ株式会社
ホームソリューション事業部 プロダクトマーケティング本部 商品企画部
1987年入社。オーディオ、テレビのデザインを経て、1995年から調理家電のデザインを担当。

スマートフォンで写真や音楽を気軽に楽しめる時代に、カメラやレコードを購入して自分の「こだわり」や「お気に入り」を楽しむ人が増えています。
本製品は、「あたため」や「トースト」などのメニューを簡単な操作で、自分好みに仕上げられる楽しさとキッチンに映えるデザインをめざしました。

数多いパンの種類と幅広いユーザーの「好み」や「こだわり」。その微妙な「理想の仕上がり」に対応するために、使いやすさと楽しさを両立した手動操作を開発。
回す感覚を大切にした「つまむ」ダイヤルとただひとつの「押す」ボタンで操作が完了するシンプルな操作方法。
そして、選択機能や時間表示には温かみのあるアンバー色のランプを採用しました。

本体は艶消しのチャコールグレーとアイボリーの2色展開でキッチンに合わせて選ぶことができます。また、スタイリングはビンテージオーディオを思わせるシャープなイメージのダイヤル、ハンドル、本体としレッグカバーはお手入れしやすい形状と環境に配慮した塗装レスを採用、艶消しの繊細なパターン彫刻を施しています。

付属品のグリル皿はフラットな形状として清掃性が良いだけではなく、パンの焼き上がりを美しく見せ、多彩なメニューの調理を可能にします。

これらの工夫により、使いやすさと機能美と上質なデザインの融合をめざしています。

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