ページの本文へ

Hitachi

日立の家電品エアコン

プロダクト ヒストリー:1990年代

プロダクトヒストリー 1990-1999

1990年(平成2年)

静・快・力の『はなせるエアコン白くまくん』を発売。
RAS-289AX

エアコンに求められる静・快・力、つまり静か、快適、力強いを実現するために、前年にリリースした「はなせるエアコン」をさらに充実させたのが、この機種。低速回転時の振動・騒音を低減する「トルク制御」と、高速回転時の振動を抑える『トリプルバランス』の2つの方式を採用したマルチバランス・コンプレッサーを搭載して、ハイパワーからローパワーまで、より広範囲での、よりスムーズな運転を可能にしました。


1991年(平成3年)

ホソナガフォルムの『ビッグフロー白くまくん』を発売。
RAS-28YBX

空間や時間のゆとりを大切にする時代の中で、日立が辿り着いたひとつの解答が、業界で初めてのホソナガのフォルム、『ビッグフロー』でした。これは、ワイドな吹出し口により従来の当社製品に比べて、●快適ゾーン約4倍、●パワフル&スピーディ、●さらに静か、●より経済的、●優れたデザインと据付け性、という5大特色を持つもの。さらに、[ファジィコントロール]、[一発温風]、[ニューエアビーム]、[高耐圧マルチバランス・コンプレッサー]、[ダブル脱臭空気清浄カセット]、[クールリズム]など、より快適なメカを満載しました。


1993年(平成5年)

『うすピタ』室外機のコンパクト・ウェルネス発売。
RAS-289DX

日本で初めてウインド形エアコンを発売して以来、さまざまな角度からルームエアコンのベストな機能・デザインを追求してきた日立が、新たに注目したのが、室外機。計量・コンパクト、うす形・省スペース、スマートな据付けを実現した新室外機『うすピタ』は、従来の室外機のイメージを一新するものでした。また、室内機では、湿気の多い日本における快適な環境づくりの点から、日立エアコンの原点に立ち返って除湿機能にスポットを当てました。日立ではすでに再熱器を利用したパワードライ搭載のエアコンを、89年2機種、90年1機種、91年4機種を発売。さらには、ハウスドライ、ウェルネスドライといった本格的ドライ搭載機種を加え、92年8機種、そして93年には一気に16機種へと増やしました。


1994年(平成6年)

湿度と温度を自在にコントロール。
世界初 熱リサイクル方式「カラッと除湿」誕生。
RAS-259EX

除湿して冷えた空気に、通常室外機から捨てていた熱をミックスし、乾いた空気を吹き出す「カラッと除湿」。冷却量(湿度調整)と再熱量(温度調整)を自由にコントロールできるので、いつでも快適な除湿が可能になりました。


1996年(平成8年)

大きく吸って、大きくはき出す日立独自の「新呼吸流パネル」採用。
RAS-259GX・289GX

運転するとパネルが開く日立独自の「新呼吸流パネル」採用。多面熱交換器とコニカルブレードファンの採用により「大きく吸って・効率よく暖めて・大きくはき出す」新発想の快適かつ省エネエアコン。
「カラッと除湿」も搭載3年目となり、さらに省エネになりました。
平成7年度省エネ大賞受賞


1997年(平成9年)

省エネとハイパワーの両立をめざして。世界初「PAMエアコン」誕生。
RAS-2510HX・2810HX

日本のどこでも年間快適に空調するための大きな問題となっていたのが暖房パワー。ただ暖房パワーを大きくするだけだと、電気代が高くなり、快適とは呼べません。そこで日立では、この問題を解決するために世界で初めてPAM制御を搭載。インバーターよりさらに電圧幅を広く使えるPAM制御によって、ハイパワーと省エネの両立に成功。東北などの寒冷地でも充分に使える暖房パワーを実現させました。
平成8年度省エネ大賞最高評価 
経済産業大臣賞受賞
平成8年度 グッドデザイン賞受賞