公益財団法人 日本デザイン振興会主催
(生活家電)R-HWS47KC
インテリアの一部として冷蔵庫のデザインを捉え直す。
「内装や家具だけでなく家電品も自分の好みのものに囲まれて暮らしたい」そんなお客さまの声に応え、
日立とアクタスの協創により、インテリアの個性に合わせてコーディネートできる冷蔵庫が生まれました。
現在のキッチンはカウンタータイプが主流となり、LDK がひと続きの空間であることから、冷蔵庫は「見える」インテリアの一部であると言えます。そこで今回は「DESIGN NORMAL」というコンセプトのもと、デザインされていないデザイン、インテリアの個性に合わせたシンプルさを選べる冷蔵庫をめざしました。北欧からインスピレーションを得たカラーリングを採用することで、日照時間が短く、室内で過ごす時間が長い北欧の「インテリアを楽しむ文化」を、私たちの暮らしにもたらしてくれるのではないかと考えています。
株式会社アクタス 岡田 夕起
北欧の深い森の木立のようなグリーンカラー。深く吸い込んだしみわたる空気のように、モイストな質感のカラーに仕上げました。
むくの木をいかしたナチュラルな空間に、外の自然を取り込むように合わせられるカラーです。
真っ白なしっくい壁のようにドライな質感のホワイトカラー。さらりとした手触りの心地よさをフロストガラスで表現しました。また、このアクタス監修の3色は冷蔵庫の側面をブラックで仕上げることで、ブラックの輪郭とホワイトのコントラストが、スマートなシルエットをより引き立てています。
冬の日の曇り空のようにクールな質感のグレーカラー。無染色のグレーウールや川原に転がる石、時間を経ても無機質な美しさを残す自然のカラーをイメージしました。ニュートラルな色彩は、より幅広いインテリアに合わせることができます。
今回の冷蔵庫には、日立がデザインフィロソフィーとして掲げる、「Less but Seductive:一見控え目であっても人を魅了するデザイン」という考え方が体現されています。インテリアに合わせた、色・素材・仕上げの価値を最大限に引き出すために、無駄のないシンプルなデザインに仕上げています。良い製品に見せようと飾り立てるのではなく、控え目だからこそ、お客さまそれぞれのインテリアに寄り添うことができると考えています。
株式会社日立製作所 冷蔵庫担当デザイナー 小林 雅由子
ドアはガラス面をより広く見せるために、周囲の樹脂部品をできる限り細くデザインしています。また、ハンドル部品はマットな仕上げにすることで、光の反射によるノイズを抑えながら、手触りがよくなるよう配慮しています。一見すると気づかないような細部のこだわりを積み重ねることで、上質な心地よさを追求しています。
インテリアの素材感をグラフィックで表現した2つのカラー。ダークな空間に合わせたソリッドで幾何学的なパターンのGeometric Blackと、ナチュラルで明るい空間に合わせてファブリックの織りを抽象化したCanvas Blue。日立のデザイナーによる印刷技術のノウハウをいかして深みのあるパターンを実現しました。
株式会社アクタス デザイン監修モデル
Nordic Green
ノルディックグリーン(ZG)
Frost White
フロストホワイト(ZW)
Smoky Gray
スモーキーグレー(ZH)
Geometric Black
ジオメトリックブラック(ZK)
Canvas Blue
キャンバスブルー(ZA)
型式 | R-HWS47KC(右開き)/ R-HWS47KCL(左開き) |
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定格内容積(L):合計 | 470L |
:冷蔵室 | 243L 〈188L〉〈〉内は食品収納スペースの目安 |
:製氷室 | 22L 〈7L〉 |
:冷凍室上段 | 23L 〈12L〉 |
:冷凍室下段 | 95L 〈62L〉 |
:野菜室 | 87L 〈58L〉 |
外形寸法(mm) | 幅600 × 奥行699 × 高さ1,833 |
冷蔵室 | まるごとチルド |
特鮮氷温ルーム | |
冷凍室 | 急冷凍(下段一段目 / アルミトレイあり) |
野菜室 | 新鮮スリープ野菜室(下段スペースのみ) |
使い勝手 | 高さかわるん棚、高さかわるポケット(冷蔵室) |
冷凍室3段ケース(下段冷凍室) | |
省エネ技術 | 冷蔵室独立冷却システム |
2021年省エネ基準達成率 | 101% |
年間消費電力量(50/60H2) | 269kwh/年 15年新測定方法 (JIS C 9801-3:2015) 冷凍室上段、製氷室を冷凍(ツースター)で測定した場合の値です。 |