加熱前に確認する
食品は中央に置く
テーブルプレート、黒皿、焼網の端や隅に置くと赤外線センサーが食品の温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。
ふた(内ぶたを含む)を外す
容器にふたをして加熱すると、赤外線センサーが検知できず、うまく仕上がりません。
- はじけや飛び散る恐れがある食品はラップをします。
- ふた付きの容器などでふたをして加熱するときは手動メニューで様子を見ながら加熱します。
解凍時は皿などの容器にのせない
冷凍ごはんの解凍あたため、肉や魚の解凍はより良い仕上がりにするため、食品の分量だけを量っています。
容器にのせて加熱すると、重量センサーが食品の分量を検知できず、加熱し過ぎの原因になります。
- 冷凍ごはんのあたためはテーブルプレートの中央に直接置きます。
- 肉や魚の解凍は発泡スチロール製のトレーにのせるか、オーブンシートやキッチンペーパーを敷き、その上にのせます。
ラップの重なりは下にする
食品の上部でラップが重なっていると、赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、加熱しすぎの原因になります。
冷凍した肉や魚の置きかた
テーブルプレートの中央に置く
冷凍保存した食品を解凍する
メニュー名および調理のコツ
いため物用・焼き肉用肉の解凍014 薄切り肉の解凍-
- 厚さ約2mm以上にスライスされた肉を解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
カレー・シチュー用肉の解凍015 牛・豚角切り肉の解凍-
- ひとくち大に切り分けられた肉を解凍する。切り分けられていないブロック肉は016 牛・豚ブロック肉の解凍で解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
ブロック肉の解凍016 牛・豚ブロック肉の解凍-
- 部位に切り分けられたかたまり肉を解凍する。かたまり肉に赤身と脂身があるときは、赤身を上にする。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
骨付き肉・スペアリブの解凍016 牛・豚ブロック肉の解凍-
- 細かく切り分けられた骨付き肉を解凍する。骨を細かく切り分けていないかたまり状の肉は仕上がり調節強に合わせる。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
とんカツ用・ステーキ用肉の解凍017 牛・豚厚切り肉の解凍-
- 厚さ1.5~2cmにスライスされた肉を解凍する。
2枚以上同時に解凍するときは、重ねずに並べて置く。 - 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
- 厚さ1.5~2cmにスライスされた肉を解凍する。
しゃぶしゃぶ用・すき焼き用肉の解凍018 しゃぶしゃぶ用肉の解凍-
- 厚さ1~2mmにスライスされた肉を解凍する。解凍後、溶け残りがある場合は、そのまま3~5分おき自然解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~500gです。
ひき肉の解凍019 ひき肉の解凍-
- ひいた肉または、みじん切りにした肉を解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
から揚げ用肉の解凍020 鶏角切り肉の解凍-
- ひとくち大に切り分けられた鶏肉を解凍する。切り分けられていないかたまり肉は021 鶏ブロック肉の解凍で解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
鶏もも肉・むね肉・ささみ肉の解凍021 鶏ブロック肉の解凍-
- 部位を切り分けられたかたまり肉を解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
骨付き鶏もも・手羽元・手羽中・手羽先肉の解凍021 鶏ブロック肉の解凍-
- 部位を切り分けられた骨付き肉を解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
魚の刺身の解凍022 刺身・切り身の解凍-
- 刺身のサクを解凍する。
- 中心が少し凍っており、包丁で切りやすいかたさに仕上がります
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
魚の切り身の解凍022 刺身・切り身の解凍-
- 下ろした魚の切り身を解凍する。2切れ以上同時に解凍するときは、重ねずに並べて置く。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
丸身魚の解凍023 魚丸身・干物の解凍-
- 丸身の魚を解凍する。
2尾以上同時に解凍するときは、重ねずに並べて置く。 - 解凍後、溶け残りがある場合は、そのまま3〜5分おき自然解凍する。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
- 丸身の魚を解凍する。
干物の解凍023 魚丸身・干物の解凍-
- 魚の干物を解凍する。2枚以上同時に解凍するときは、重ねずに並べて置く。
- 1回に解凍できる分量は、100~1000gです。
上手な解凍のしかた
- 1回に解凍できる分量は、しゃぶしゃぶ用・すき焼き用肉は100~500g、それ以外は100〜1000gです
- 分量が多過ぎると、うまく解凍できません。減らしてください。
- 発泡スチロール製のトレーにのった物はラップなどの包装を外し、トレーのままテーブルプレートの中央に置きます
-
- トレーがない場合は、ラップなどの包装を外し、テーブルプレートにオーブンシートかキッチンペーパーを敷き、その上にのせます
- 陶磁器や耐熱容器などは使わないでください。解凍し過ぎになり、うまく解凍できません。
- スチームで食品を解凍しやすくするため、ラップなどの包装を外します。
- 冷凍室から取り出して、すぐに加熱します
- 加熱室やテーブルプレートを、十分冷ましてから解凍してください
- 熱いままでは、トレーが溶けたり、解凍し過ぎになります。
- 形や厚みが均一でない物はアルミホイルを使って解凍します
- アルミホイルは加熱室壁面やドアガラスに触れないようにしてくだい。触れると火花(スパーク)が出てテーブルプレートやドアガラスが破損するおそれがあります。
形状、太さ、厚み、種類 アルミホイルを巻く部分 太さや厚みが不均一 細い部分、薄い部分 大きなかたまり 側面 魚 頭と尾
次の場合は手動メニュー(レンジ加熱)で途中様子を見ながら解凍します
- 調理済み冷凍食品や冷凍野菜
- レンジ200Wで加熱する。解凍の目安は200gで4~5分です。
- 分量が100g未満の場合
- バラバラになって凍っている物
- 解凍が足りなかったとき
- -20℃以下の冷凍食品
- レンジ100Wで加熱する。
- 溶けかけている食品
- レンジ100Wまたはレンジ200Wで加熱する。
上手な冷凍保存(フリージング)のコツ
- 材料は新鮮な物を
- 1回分ずつ(200~300g)に分け、しゃぶしゃぶ用肉は、約1cmの厚さで、その他の肉や魚は2~3cmの厚さで、極端に薄くならないように平らな形にひとまとめにします。
- ブロック肉などの厚みが不均一な肉は
- 折り込んで厚みを均一にして冷凍します。
- 薄くて細長い形状の肉は
- 煮えてしまうことがあるので、折りたたんで2〜3cmの厚さの平らな形にして冷凍します。
- ラップなどで、ぴったり密封をします
- ラップで包むときは、ラップが食品の間に入らないように包むとはがしやすくなります。
- バランなどの飾りや敷き物は取り除きます
- 魚の下ごしらえは
- 魚はうろこやえら、内臓を取り除き、塩水で洗って水けをふき取り、1尾ずつ冷凍します。