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おしえて 白くまくん

室内機篇

もっと詳しく解説!

熱交換器コーティングと冷房・除湿運転時の水で洗浄

これまでは熱交換器コーティングと冷房や除湿運転時に発生した水で
洗っていました。

冷房・除湿運転時になぜ水が発生するの?

例えば、よく冷えたグラスの周りに水滴がついていますよね。
それは空気中の水分がグラスに冷やされて結露しているからなんです。

冷房・除湿運転時もこれと同じ原理で、空気中の水分が熱交換器に冷やされて結露して水が集められているのです。発生した水がホースから外に出ているのがそうです!

室内機の熱交換器が暖められる暖房運転は
結露しないので水が出ないんです。

冷房・除湿運転で発生した水で
洗浄するにはさまざまな課題が!

課題1
水の勢いが弱いから洗い流せない!

日立試験室(製造元)で測定。RAS-X40K2。
洋室14畳。室外温度35℃、湿度60%、設定温度27℃、風速自動。
運転停止状態から凍結洗浄を行い、解凍時の30秒間に流れる水の量約50ccと、通常冷房時30秒間の水の量(運転開始時:7.5cc、安定時:0.25cc)との比較。洗浄水の勢いは運転開始時約7倍、安定時約200倍。

課題2
油やカビなどの粘着性のある汚れは苦手!

油は水をはじいてしまうのに水が少ないとは…

課題3
暖房運転時は洗浄出来ない!

暖房運転時は、熱交換器が結露しないので洗浄するための水ができません。
冬は夏に比べて厚手の服や布団からでたホコリが運転時に舞って付着しやすい。

だから、
熱交換器
自動お掃除
「凍結洗浄」に
お任せください!
※熱交換器・ファンの汚れやカビ等をすべて洗い流せるものではありません。
関連リンク
製造元 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社