肉や魚の上手な冷凍保存(フリージング)のコツ
- ■材料は新鮮な物を
- 1回分ずつ(200~300g)に分け、しゃぶしゃぶ用肉は、約1cmの厚さで、その他の肉や魚は2~3cmの厚さで、極端に薄くならないように平らな形にひとまとめにします。
- ■ブロック肉などの厚みが不均一な肉は
- 折り込んで厚みを均一にして冷凍します。
- ■薄くて細長い形状の肉は
- 煮えてしまうことがあるので、折りたたんで2〜3cmの厚さの平らな形にして冷凍します。
- ■ラップなどで、ぴったり密封をします
- ラップで包むときは、ラップが食品の間に入らないように包むとはがしやすくなります。
- ■バランなどの飾りや敷き物は取り除きます
- ■魚の下ごしらえは
- 魚はうろこやえら、内臓を取り除き、塩水で洗って水けをふき取り、1尾ずつ冷凍します。
加熱前に確認する
食品は中央に置く
テーブルプレート、角皿、焼網の端や隅に置くと赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、うまく仕上がりません。
ふた(内ぶたを含む)を外す
容器にふたをして加熱すると、うまく仕上がりません。
- はじけや飛び散るおそれがある食品はラップをします。
- ふた付きの容器などでふたをして加熱するときは手動調理で様子を見ながら加熱します。
解凍時は皿などの容器にのせない
冷凍ごはんの解凍あたため、肉や魚の解凍はより良い仕上がりにするため、食品の分量だけを量っています。
容器にのせて加熱すると、重量センサーが食品の分量を正しく量れず、加熱し過ぎの原因になります。
- 冷凍ごはんの解凍あたためはテーブルプレートの中央に直接置きます。
- 肉や魚の解凍は発泡スチロール製のトレーにのせるか、オーブンシートやキッチンペーパーを敷き、その上にのせます。
ラップの重なりは下にする
食品の上部でラップが重なっていると、赤外線センサーが食品の表面温度を正しく測れず、加熱し過ぎの原因になります。
肉や魚の上手な解凍のしかた
- ■1回に解凍できる分量は、しゃぶしゃぶ用・すき焼き用肉は100~500g、それ以外は100〜1000gです
- 分量が多過ぎると、うまく解凍できません。減らしてください。
- ■発泡スチロール製のトレーにのった物はラップなどの包装を外し、トレーのままテーブルプレートの中央に置きます
- ●トレーがない場合は、ラップなどの包装を外し、テーブルプレートにオーブンシートかキッチンペーパーを敷き、その上にのせます。
- ●陶磁器や耐熱容器などは使わないでください。解凍し過ぎになり、うまく解凍できません。
- ●スチームで食品を解凍しやすくするため、ラップなどの包装を外します。
- ■冷凍室から取り出して、すぐに加熱します
- ■加熱室やテーブルプレートを、十分冷ましてから解凍してください
熱いままでは、トレーが溶けたり、解凍し過ぎになります。 - ■形や厚みが均一でない物はアルミホイルを使って解凍します
アルミホイルは加熱室壁面やドアガラスに触れないようにしてくだい。触れると火花(スパーク)が出てテーブルプレートやドアガラスが破損するおそれがあります。
形状、太さ、厚み、種類 アルミホイルを巻く部分 太さや厚みが不均一 細い部分、薄い部分 大きなかたまり 側面 魚 頭と尾 次の場合は手動調理(レンジ加熱)で途中様子を見ながら解凍します
- ■調理済み冷凍食品や冷凍野菜
- [レンジ][200W]で加熱する。
- ■分量が100g未満の場合
- ■バラバラになって凍っている物
- ■解凍が足りなかったとき
- ■-20℃以下の冷凍食品
- [レンジ][100W]で加熱する。
- ■溶けかけている食品
- [レンジ][100W]または[レンジ][200W]で加熱する。
冷凍保存した肉や魚を解凍するオートメニュー名および調理のコツ
肉を解凍後、調理するときのコツ
- 10 解凍
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- ひき肉やかたまり肉はやや強で加熱します。
- 薄切り肉は解凍後、両手で大きくしならせます。
刺身を解凍後、生で食べるときのコツ
- 11 半解凍
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- 中心が少し凍った状態に仕上がります。
- 包丁で切りやすく、食卓で食べごろになります。