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エアコンに使用するコンセント形状は、お使いの機種により異なります。たとえば、家庭用の単相200Vは、単相100Vよりもより大きな電力を必要とするエアコンに使用します。誤って差し込んでしまうことがないよう、それぞれのコンセント形状は異なります。
もし設置場所に適切な形状のコンセントがない場合は、コンセントの取替え・増設工事などが必要になりますので、電気工事の専門業者までご相談ください。
*屋内の電気工事には、第二種電気工事士の資格が必要です。

また、エアコンは消費電力が大きく他の家電製品と同時に使用した場合、ブレーカーが作動したり火災や感電のリスクがあるため、専用のコンセントが必要です。

以下に、コンセント形状や専用コンセントの設置について説明します。

目次



コンセント形状


単相100V用(100V15A)

  • プラグ形状:平行型
  • コンセント形状:縦の穴がふたつ並んでいるタイプ
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単相100V用(100V20A)

  • プラグ形状:アイエル(IL)型
  • コンセント形状:ふたつの穴のうち、いずれかがエル(L)字に曲がっているタイプ
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単相200V用(200V15A)

  • プラグ形状:タンデム型
  • コンセント形状:3つの穴が開いているタイプ
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単相200V用(200V20A)

  • プラグ形状:エルバー型
  • コンセント形状:3つの穴が開いていて、どちらか片側がエル(L)字のタイプ
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専用コンセントの設置について

運転開始時の電流(始動電流)が大きい製品(エアコンなど)は、他の電気製品と併用した場合、過電流の発生によりブレーカーが作動したり、出火に繋がる恐れがあります。
そのため、安全性を考慮しメーカーとして内線規程に基づき、「エアコンの専用回路の設置を必須」としています。
*内線規程(電気設備の保安のための規程)では、10Aを超える据置型大型電気機械器具には、専用分岐回路を設けることが定められています。エアコンの多くは、この「10Aを超える据置型大型電気機械器具」に該当します。


  • 電源は、必ずエアコン専用のコンセントを使用してください。
    専用回路以外のコンセントを使用すると発熱し、火災の原因になります。
  • 延長コード・タップは火災や漏電の原因となりますので、絶対に使用しないでください。

お使いになるエアコンの取扱説明書「安全上のご注意」も、併せてご確認ください。
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電源コード・延長コードなど、エアコンのコードに関する情報や、設置に必要な条件などについては、以下のページを参考にしてください。






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