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アース(接地)とは、万が一電流が漏れてしまった場合に、その電流を接地面に流す役割を果たしています。
未然に感電や事故を防ぐために、アース工事は必ず必要です。
「内線規程」に従い、必ずアース工事を行ってください。

アースが正しく行えていない場合は、故障や漏電のときに感電や火災の原因となります。
アース工事や点検は専門の技術が必要なため、お買い上げの販売店または電気工事店にご相談ください。


室内機・室外機のどちらからアースを設置する

室内機と室外機は、冷媒管(銅)やFケーブルで接続されているので、アースはどちらか一方のみで問題ありません。

  • 電源が100Vの場合
    アース端子は、室内機の端子カバー内と、室外機のベース側面(サービスバルブ側)にもついています。
    どちらか一方からアースを行ってください。
    air_post-8_01.jpg

  • 電源が200Vの場合
    電源プラグにアース極(接地極)がついています。アース付きコンセントを調達のうえ、アース工事を行ってください。
    ※100Vの製品同様、室外機側でアースを行うことも可能です。
    air_post-8_02.jpg

    ※画像は接地極の形の例です。


アース線は、次のようなところに設置しないでください。

  • ガス管
    引火や爆発のおそれがあります。
  • 避雷針、電話のアース線
    落雷のとき、大きな電流が流れるおそれがあります。
  • 水道管
    塩ビ管ではアースの役目を果たしません。また、金属管では電食のおそれがあります。


  • 法規上アース工事が不要な場合でも、安全のため必ずアース工事をお願いしています。
  • 100V機種の場合、内線規程上、乾燥した場所(対地電圧150Vを超える場合を除く)でのアース接地は任意ですが、安全のためアース工事を行ってください。
  • アース線やアース棒は付属していません。お買い上げの販売店または電気工事店にご相談ください。


アース端子の場所や、アース棒(別売り)の型式、そのほか詳しい内容については、エアコン本体に同梱の据付説明書に記載されています。
据付説明書は、取扱説明書検索からご覧いただけます。


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