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知っておきたいレンジの基礎知識

知っておきたいレンジの基礎知識

購入前のチェックポイントは?

レンジ選びで大切なのは、機能面だけではありません。
つくる料理で変わってくる庫内容量や、設置に必要な壁とのすき間などの
事前チェックもお忘れなく。

  • 設置する時 壁とのすき間って必要?
  • 庫内容量とできる料理の関係は?
  • オーブンとグリルってどう違うの?
  • 過熱水蒸気とスチームってどう違うの?

設置する時、壁とのすき間って必要?

下記の表の数値以上のすき間をあけてください。

後方にガラスがある場合、温度差で割れる恐れがあるので20cm以上あけてください。
壁にピッタリと設置できる商品でも、壁の材質によっては接触跡がついたり結露することがあります。壁面と本体の間を少しあけ、壁面側にアルミホイルを貼り、保護してください。
冷蔵庫などの上に置く場合は耐熱100℃以上かをご確認ください。
熱に弱い家具やコンセントがある壁面に排気を向けて設置する場合は変形する恐れがあるため遠ざけてください。
型式 上方(1) 背面(2) 右(3) 左(4) 備考
MRO-W10B 100mm以上 0mm以上 0mm以上 0mm以上  
MRO-W1C 100mm以上 0mm以上 0mm以上 0mm以上  
MRO-S8B 100mm以上 0mm以上 45mm以上 45mm以上  
MRO-S7B 100mm以上 0mm以上 45mm以上 45mm以上  
MRO-F6B 100mm以上 0mm以上 45mm以上 45mm以上  
MRO-F5B 150mm以上 100mm以上 45mm以上 45mm以上 左右どちらか一方を開放してください。

庫内容量とできる料理の関係は?

※イラストはイメージです。

(22L)S7X → (31L)S8Xの場合 庫内底面積が広くなります。

図:MRO-S7XとMRO-S8Xの比較

  1. ローストチキンやローストビーフなどの大きめな食材を使った調理が可能になります。
  2. より大きなお皿が入りますのでファミリーにおすすめです。
  3. 冷凍ごはんと冷蔵保存したおかずのあたためを同時に行います。

    対応機種
    MRO-W10B・MRO-W1C・MRO-S8B

ごはんとおかずの2品同時あたため

(1段オーブン)TS8→ (2段オーブン)TW1の場合

図:MRO-TS8とMRO-TW1の比較

  1. オーブン用黒皿(角皿)が2枚になり、同時に調理できる量が約2倍になります。
  2. 上・中・下段を組み合わせて総菜同士や菓子同士を一度に調理できます。

オーブンとグリルってどう違うの?

オーブンは庫内の温度を一定に保ち、全体にじっくりと時間をかけて加熱します。庫内の温度を一定に保つために空気を循環させる機種と、上下のヒーターで加熱する機種があります。
温度は発酵に使う30℃くらいから高いものでは300℃まで上がるものもあります。
ローストビーフやスポンジケーキなど中まで火が通るのに時間がかかる料理や、クッキーなど火が通りやすいけれど焼き色を強くつけたくない料理に使います。

オーブン※イメージ図

グリルは直火焼きです。高火力で短時間に焼き上げます。
表面を焼き固まらせて、うま味を閉じ込めることにより、表面は焦げ目がついてパリッと、中はジューシーに調理できます。

グリル※イメージ図

過熱水蒸気とスチームってどう違うの?

スチームは約100℃の水蒸気で、あたためから蒸し物まで、しっとりふっくら調理します。

スチーム※イメージ図

一方、過熱水蒸気は100℃以上に高めた水蒸気で、食材の脂や塩分を落としてヘルシーに焼き上げる調理方法です。

過熱水蒸気※イメージ図