加熱前に確認する
あたためメニューは食品と容器の重さをそろえる
- ■食品の分量
-
- 食品の分量は100g以上にします。オートメニューによって1回に加熱できる分量は異なります。
- 「使いかた」に記載の各オートメニューのコツやレシピ集に記載の分量を確認してください。
- ■容器の重さと大きさ
- 食品の分量と同じくらいの重さで、食品を入れたときに容器の7~8分目になる大きさの物を使います。
- ■2個以上の食品を同時にあたためるときは
- 食品の分量や容器の大きさ・重さをそろえます。
食品は中央に置く
テーブルプレート、黒皿の端や隅に置くとうまく仕上がりません。
お総菜・ごはんの上手なあたためかた
- ■1回にあたためられる分量は
- 100~600gです。
- ■容器の重さは
- 食品の分量が7 ~ 8分目くらいになる物が目安です。
- ■食品の重量が容器の重量より重いときは
- 仕上がり調節をやや強に合わせます。
- ■食品の温度の目安は
- 常温は約20℃、冷蔵は0~10℃です。
- ■ふた、およびふた付きの容器は使用しない
- 容器にふたをして加熱すると、うまく仕上がりません。ふたをして加熱するときは手動調理(レンジ加熱)で様子を見ながらあたためます。
冷凍保存したお総菜・ごはんの上手なあたためかた
- ■1回にあたためられる量は
- 100g~600gです。100g未満の食品は手動調理(レンジ加熱)で様子を見ながらあたためます。
- ■容器は
- 食品の分量が7 ~ 8分目くらいになる物が目安です。
- ■冷凍保存した食品の温度の目安は、約-18℃です
- ■冷凍ごはんはラップの重なりを下にしてください
- 食品の上部でラップが重なっていると、うまく仕上がりません。ラップの重なりを下にしてテーブルプレートの中央に置きます。
上手な冷凍保存(フリージング)のコツ
- ■材料は新鮮な物を
- ■冷凍する分量と形は
- 1回分ずつ(200~300g)に分け、2~3cmの厚さで、極端に薄くならないように平らな形にまとめます。
丸めたり、指定の分量以上をひとまとめにすると、中まであたたまりにくくなります。 - ■ラップなどでぴったり密封をします
- 食品の分量にあった大きさのラップで、食品とラップの間に隙間ができないようにぴったり包みます。
加熱するときに上側になる面に、ラップが重ならないようにします。 - ■ごはんやカレーなどは
- ごはんは1杯分(150g)ずつに、カレーなどは100~300gずつに分け、薄く(厚さ2~3cm)平らにして冷凍します。
丸ごとのマッシュルームなど飛び散りやすい物は、あらかじめ半分に切っておきます。 - ■野菜は
- かためにゆで、水けをよく切って1回分(100〜200g)ずつラップなどで包み、冷凍します。
飲み物の上手なあたためかた
2 飲み物・牛乳であたためられる飲み物は
- ■冷蔵保存した牛乳、常温・冷蔵保存したお茶、コーヒー、水などです。
- ■汁物やとろみのある物は
- レンジ600Wまたはレンジ500Wで様子を見ながら加熱します。
- ■1回にあたためられる分量(1~4杯(本)分)は
- 牛乳、お茶、コーヒー、水は150~800mLです。
- ■加熱前によくかき混ぜます
- ■牛乳は冷蔵庫から出したての物を使います
- ■100mL未満の少量であたためるときは
- 加熱室から取り出した後でも、突然沸とう(突沸)して飛び散りややけどをすることがあります。手動調理(レンジ加熱)で様子を見ながら加熱します。
- ■容器はマグカップやコップ(背が低く、広口の物)を使い、飲み物を容器の7~8分目まで入れます。
- ■牛乳びんでの加熱はできません。
- ■テーブルプレートの中央に置きます
- 2個以上を同時にあたためる場合は、テーブルプレート中央に寄せて置きます。
- ■1 あたためでは熱くなり過ぎます
- 食品に合ったオートメニューであたためてください。
- ■仕上がりがぬるかったときは
- レンジ500Wで、様子を見ながら加熱します。
お酒の上手なあたためかた
- ■加熱時間の決めかた
- 加熱前によくかき混ぜます
- ■テーブルプレートの中央に置きます
- 2個以上を同時にあたためる場合は、テーブルプレート中央に寄せて置きます。
- ■半分以下の少量であたためるときは
- 加熱室から取り出した後でも、突然沸とう(突沸)して飛び散りや、やけどをすることがあります。手動調理(レンジ加熱)で様子を見ながら加熱します。
- ■容器の種類と入れかたは
- ●容器はコップまたは徳利を使います。
- ●コップであたためる場合は、7~8分目まで入れます。
- ●徳利であたためる場合は、くびれた部分より1cm下くらいまで入れます。
- ●びん詰めのお酒は栓を抜きます。
- ■仕上がりがぬるかったときは
- レンジ600Wで、様子を見ながら加熱します。
コンビニ弁当の上手なあたためかた
- ■1回にあたためられる分量は
- 1個(1人分)です。冷蔵室から出した物は仕上がり調節やや強または強に合わせます。
- ■加熱時間の目安は
- 弁当1個(約350g)で約2分です。
- ■あたためられる弁当の種類は
-
- ●「幕の内弁当」のように、ごはんとおかずが分かれて入っている弁当
- ●「のり弁当」や「さけ弁当」のように、ごはんの上に具がのっている弁当
- ●「カツ丼」や「カレーライス」、「チャーハン」、「スパゲッティ―」などの丼物
- ■あんかけ類(中華丼、あんかけ焼きそばなど)をあたためる場合
- あんかけの具(いか、えび、うずらの卵など)が加熱中に破裂したりする場合があります。ふたを取り外し、これらの具を取り除いてから加熱し、加熱後に加えます。
- ■以下の弁当は4 コンビニ弁当ではあたためられません
-
- ●電子レンジ加熱に使えない容器を使用している弁当
紙や木でできた容器、アルミで加工された容器、発泡スチロール製の容器、ホッチキスなどで止めてある容器などを使用した弁当 - ●弁当屋さんの持ち帰り弁当
使われている容器が耐熱容器ではない場合があるため - ●1種類ずつ小分けしているお総菜のパック、おにぎり
から揚げ・シューマイなど、お総菜のパックやおにぎりは、少量のためうまく仕上がりません。手動調理レンジ500Wで様子を見ながらあたためます。
- ●電子レンジ加熱に使えない容器を使用している弁当
揚げ物の上手なあたためかた
- ■あたためられる食品は
- 常温や冷蔵保存の揚げ物です。
- ■1回にあたためられる揚げ物の分量は
- 100〜500gまでです。
- ■冷凍の揚げ物はうまくあたたまりません
- 3 解凍あたためを使ってください。
- ■100g未満のあたためはできません
- 100g未満の場合は手動調理で様子を見ながらあたためます。テーブルプレートに並べて下段にセットし、オーブン予熱無180℃で様子を見ながら加熱します。
- ■加熱後に天ぷらなどの底面がベタつくときは
- キッチンペーパーなどで油分を取ります。