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エアコンは室内機と室外機が室内と外気の熱を交換して、室温をコントロールします。
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室内機と室外機は2本の配管でつながっていて、配管の中を「冷媒」が循環しています。

冷媒とは
冷媒は空気の中にある熱を運ぶ働きをします。
冷房のときは部屋の熱を外に送り、暖房のときは外の熱を部屋に送ります。



冷房のしくみ

以下の1から5の動作を繰り返すことで、室内が涼しくなります。

  1. 室内機の熱交換器で部屋の熱を集め、冷媒に乗せます。
  2. 熱を乗せた冷媒は室外機に送られ、圧縮機で圧力をかけます。
    圧縮により冷媒の分子が密集し、分子がぶつかり合うため、エネルギーが増加します。このエネルギー変換によって冷媒の温度が上昇します。
  3. 高温になった冷媒は、室外機の熱交換器を通過するとき、ファンによって熱を外へ放出します。
  4. 熱が放出された冷媒を減圧機で減圧します。
    減圧により冷媒の圧力が低下すると、分子同士の距離が広がり膨張します。膨張によって分子がぶつかり合わなくなるため冷媒の温度は低下します。
  5. 低温になった冷媒は、室内機に送られ、熱交換器を通過して冷たい風を吹き出します。

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暖房のしくみ

暖房は、冷房とは反対の動作をおこないます。
以下の1から5の動作を繰り返すことで、室内が暖かくなります。

  1. 室外機の熱交換器で外の空気の熱を集め、冷媒に乗せます。
  2. 熱を乗せた冷媒を圧縮機に送り、圧力をかけます。
    圧縮により冷媒の分子が密集し、分子がぶつかり合うため、エネルギーが増加します。このエネルギー変換によって冷媒の温度が上昇します。
  3. 高温になった冷媒は、室内機に送られ、熱交換器を通過して暖かい風を吹き出します。
  4. 熱が放出された冷媒を室外機に送り、減圧機で減圧します。
    減圧により冷媒の圧力が低下すると、分子同士の距離が広がり膨張します。膨張によって分子がぶつかり合わなくなるため冷媒の温度は低下します。
  5. 低温になった冷媒は、室外機の熱交換器で外の空気の熱を集めます。

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給気や排気の仕様や、冷媒ガスの種類については、以下のページを参考にしてください。


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