インバータエアコンとは、モーターの回転数を変えることで、設定温度に調整する能力がある製品です。
しかし、従来のインバーターエアコンは、直流電圧(240V)を基準にしてモーターの回転数をコントロールしていたので、省エネとハイパワーの両立が困難でした。
一方、PAM制御が搭載されているエアコンは、電圧の高低を変え(140V~390V)、モーターの回転数を幅広い電圧でコントロールすることで、省エネとハイパワーを両立できるようになりました。
これにより、低速回転時には低電圧の140Vを基準にして効率よく運転でき、省エネを実現しました。
従来のPAM制御に加え、速度制御でモーターを駆動させることで、高速回転時でもモーターを安定させ、スムーズにハイパワーを発揮し、さらに省エネを実現します。
これをカスケードベクトル方式(CV-PAM制御)とよび、一部のシリーズ(X・XKシリーズ)に搭載されています。
PAM制御が搭載されているエアコンは、商品カタログの「基本性能」で確認できます。
「商品カタログ一覧」
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