エアコンの既設配管(隠蔽配管含む)は、そのまま再利用できますが、以下の条件や注意事項をご確認ください。
詳しくは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
条件
- 配管厚は0.8mmであること(JIS規格の配管)
- 配管径が新しいエアコンと一致していること
注意事項
- 古いエアコンを取り外す際は必ずポンプダウンを行い、冷媒・冷凍機油の回収を行ってください。
- 基本的に配管の洗浄は必要ありませんが、エアコンの故障などでポンプダウンができない場合や、配管内が極端に汚れている場合は、配管洗浄をするか、新しい配管に交換してください。
- フレアは新冷媒対応に再加工し、φ12.7mmの既設配管の場合はフレアナットの変更が必要です。
- 配管工具は、「R32」または「R410A」用のものをご利用ください。
- 一部の機種では、接続配管径の仕様が異なります。異なる場合は、買い替え後のエアコンに合った新しい配管をご使用ください。
補足
- 使われていた冷媒が「R22」「R410A」「R32」いずれの場合も、再利用できます。
※上記の条件・注意事項をすべて守ることが前提となります。
- 既設配管の再利用でも、従来冷媒と手間は変わりません。
- 配管作業における「水分・異物混入管理」は従来冷媒(R22)と同じレベルです。
- エアコンの配管径は、カタログや寸法図から確認できます。
- エアコンの据付に関するそのほかの詳しい情報は、据付説明書より確認できます。
据付説明書は、取扱説明書検索からダウンロードすることができます。