[くらしカメラ AI ]は、300,000画素CMOSイメージセンサーを採用した画像カメラ、温度カメラや近赤外線LED技術を搭載。お部屋にいる人を識別して、それぞれの在室時間を把握します。さらに人数や位置、活動量、温度分布や湿度分布、床材や窓、家具までを認識。そこから得られるさまざまな情報を組み合わせて、高精度な空調制御を実現しています。
人の識別・在室時間・
位置・活動量、間取り
ソファ・テーブルなどの
位置や形状
床材、窓の位置や大きさ
部屋の温度分布。
人の周囲・天井・床・壁・窓の温度
部屋の湿度分布
イメージ図
快適と省エネ※1を両立する、かしこい空調です。
[これっきり]運転
※RAS-X40J2において、日立独自の条件(製造元)により評価しています。
冷房時
体感温度の変化を予測して
冷やしすぎを抑える
人の位置を見て
気流をコントロール
家具の位置や形状を検知して
「気流の通り道」を見つけて風を送る
人の周りの温度を見て
設定温度を調整
遠いところや近いところ、距離に
合わせて風量を自動でコントロール
活動量が少ない時は
控えめ運転
曇りや夜になると
冷やしすぎを抑える
人数が減ると室温変化を
予測して控えめ運転
※1 日立試験室(製造元)で測定。RAS-X40J2。洋室14畳。冷房時:外気温35℃、設定温度27℃、 風速自動において、室温安定時の1時間あたりの積算消費電力量が、[AIこれっきり]ON(62Wh)とOFF(191Wh)との比較。在室人数は3人。活動状態は、室内機から2.5m離れた地点で1.0メッツ相当(読書など)を想定。カーテンを閉め切った日射量が少ない日中で、3人が離れた位置に存在し、人の周囲温度が設定温度より低めである状態を想定。
※[AIこれっきり]運転は、同程度の体感温度が得られるように、自動で省エネ運転をコントロールします。
※省エネ効果、体感温度の測定は、日立独自の条件(製造元)に基づくものです。なお、設置環境や使用状況により効果は異なります。
お部屋に長くいても、冷やしすぎを予測して快適な冷房です。
[AI気流(ひとモード)]と組み合わせて冷房運転すると、人を識別し在室時間と体感温度の変化を把握します。冷やしすぎを予測して、あらかじめ気流をコントロールするかしこい冷房です。
業界初※2 人識別技術搭載
[くらしカメラ AI ]が、一人ひとりを識別。在室時間を把握し、体感温度の変化を見ることで、これから体感温度がどう変化するか予測し、人が不快と感じる前に気流を制御して快適を保ちます。
頭部・顔部・胸部のそれぞれの色など個人の持つ複数の特徴を見分け一人ひとりを識別
イメージ図
※2 日立調べ(製造元)。2016年10月31日発売。国内家庭用エアコンにおいて。人を識別し在室時間を特定する技術。
人を見分けて、お部屋に長くいる人も、入ってきたばかりの人も足もとから快適に。
一人ひとりの体感温度に合わせた気流コントロールで快適にします。
※「体感温度」とは人が感じる温度の感覚を定量的に表したもので、日立独自の条件(製造元)に基づいています。
直接、風にあたりたくない時に便利。[風よけエリアセレクト]
ひとつのエリアを「風よけ」エリアに選択すると、そのエリアへの送風を避けながら気流をコントロールします。
●「風あて」エリア設定も可能です。 ●暖房時も使用できます。
※「エリア設定なし」選択時は、[くらしカメラ AI ]が人の居場所を見て、風向をコントロールし、「風よけ」または「風あて」運転を行います。
※エリアごとに設定温度を調節することはできません。また「風よけ」エリアが設定温度になるまで時間を要することがあます。
人がいなくなると、控えめ運転や自動停止。
「オートセーブ・オートオフ」
人の不在も検知して、自動でムダな運転を抑え、消し忘れなど意図しない運転を防止します。
オートセーブ
お部屋に誰もいなくなり10分経過すると自動的に控えめ運転します。
イメージ図
オートオフ
誰もいなくなり1時間が経過すると、運転が自動停止します。
イメージ図
※[AIこれっきり]運転で、不在時も連続してご使用になる場合は、[オートオフ]の設定を解除してください。乳幼児・お子様・お年寄り・病気の方・体の不自由な方など、ご自身でエアコンの操作ができない方が在室している場合は、[オートオフ]の設定はしないでください。
[くらしカメラ]の技術が評価され、3つの賞を受賞
室内ユニットに画像カメラと温度カメラを搭載し、省エネと快適を実現する[くらしカメラ]技術が評価されました。この技術がXシリーズに搭載されています。
(一社)情報処理学会 2016年度業績賞
エアコンにカメラを搭載し省エネを実現することで、家庭用エアコンにおける画像処理技術の可能性を切り開き、実用化や産業分野への普及に貢献したことが評価されました。この技術がXシリーズに搭載されています。
2017年“超”モノづくり部品大賞
「モノづくり日本会議 共同議長賞」
(主催:モノづくり日本会議/日刊工業新聞社)
エアコンの快適性を向上させる「くらしカメラ」の画像処理技術が、日本のモノづくりの競争力を強化し、産業・社会の発展に貢献する部品や部材として評価されました。この技術がXシリーズに搭載されています。
[くらしカメラ AI]は、室内機の真下や据え付けてある壁面は見ることができません。イヌ・ネコなどは検知しません。人の姿勢・状態、室内環境により正しく見つけることができないことがあります。気流の妨げにならないような小さな家具は検知しないことがあります。