エアコン使用時にブレーカーが落ちる原因には、以下のような場合が考えられます。
以下に、動作に必要なアンペア数の確認方法などについて説明します。
目次
設置直後から症状が発生する場合は、本体の設置や接続に問題がないかなど、お買い上げの販売店、または設置業者にお問い合わせください。
エアコンの動作に必要なアンペア(容量)が足りていないと、ブレーカーが落ちる原因になります。以下を確認してください。
電力会社と契約しているアンペアと、エアコンの動作に必要なアンペアは、以下の方法で確認できます。
*スマートメーターなどを使用している場合は、メインブレーカーからアンペアの確認ができない場合があります。ご契約の電力会社にお問い合わせください。
機種や運転内容などにより、エアコンの動作に必要なアンペアは異なります。
ここでは例として、XシリーズのRAS-X40M2の場合で説明します。
暖房時の最大消費電力 3,900W ÷ 電圧 100V = 最大電流:約39A
(運転内容などにより消費電力は変動するため、常時39Aではありません。)
エアコン使用時の最大電流はおよそ39アンペア(39A)のため、契約しているアンペア数が40Aだった場合、1アンペア以上を必要とするほかの電化製品を同時に使用すると、上限を超えてしまいブレーカーが落ちる原因になります。
エアコンに必要なアンペアの確認方法について、詳しくは以下のページをご参照ください。
「エアコンに必要なアンペア容量を知りたいです。」
電力会社と契約しているアンペアを超えることで、メインブレーカー(契約用安全ブレーカー)が落ちてしまう場合があります。頻繁にメインブレーカーが落ちる場合は、以下をご検討ください。
エアコンの機種によっては、セーブ設定(アンペア切り換え)で運転中の最大電流を制限することができます。
例えば、最大電流値が約20Aのエアコンの場合、セーブ設定をすると最大電流値を約15Aに制限します。
運転中の最大電流を制限するため、運転中の電流が低いときは制限されません。
ご注意
設定方法
機種により設定方法は異なります。詳しくはご利用の取扱説明書をご確認ください。
例:RAS-X40M2の場合
吹き出し空気温度が多少低くなるため、セーブ設定時の風速は自動をおすすめします。
以下に該当する場合は、エアコン本体の故障や漏電の可能性があります。
感電防止のため、すぐにご使用を中止し、お買い上げの販売店、または修理相談窓口
に点検をご相談ください。
エアコンと同時に使用している電化製品に不具合が起きている場合は、お使いの電気機器の販売元へご相談ください。
よくあるご質問で、解決できない質問や疑問については、メールまたはお電話にてお答えしております。下記の窓口へお問い合わせください。