電子レンジには、重量センサー、赤外線センサー、温度センサーなどが搭載されていて、食品の重さや表面温度などを測ります。
以下に電子レンジに搭載されている、おもなセンサーについて説明します。
機種によりセンサーは異なりますので、詳しくはお使いの電子レンジの取扱説明書
をご覧ください。
目次
電子レンジ庫内の底面にある「重量センサー」が、食品(容器を含む)の重さを測って、加熱時間を算出します。
レンジ機能のうち、オートでの加熱時に使われます。
「あたためオート」や「解凍」「飲み物」等のオートメニューでは、検出した重さから算出した時間で加熱することで、適温に仕上げることができます。
オートで加熱する際の容器について
使用する容器は食品の分量と同じくらいの重さで、食品を入れたときに容器の7~8分目になる大きさの物を使うと、上手に加熱することができます。
参考
食品から出る赤外線を測定する事で、食品の表面温度を測ります。食品を加熱すると食品から放射する赤外線の量が変化するため、その変化量を測って加熱を調整します。
測定頻度は、あたためスタート直後に1回測定、少し加熱してからもう一回測定します。
赤外線センサーは、オートメニューでの加熱時に使われます。
上記は、ヘルシーシェフ(MRO-W10Z)の赤外線センサーのイメージ図です。
搭載されているセンサーは機種により異なりますので、詳しくはお使いの電子レンジの取扱説明書をご確認ください。
参考
赤外線センサーでは、食品の重さは測りません。
オーブン機能での加熱時に、電子レンジ庫内の温度を測るときに使用します。
電子レンジ庫内の温度管理を制御して、設定した温度が保たれるようにします。
オートメニュー使用時は、電子レンジ庫内の温度管理だけでなく、庫内温度の立ち上がり時間から焼き上げの時間を算出して、適切な時間で焼き上げ、おいしく仕上げます。
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