クッキーは、オートメニュー「型抜きクッキー」を選択することで、上手に焼き上げることができます。
ここでは、オーブンレンジ(MRO-W10A)を例にクッキーの作りかたと、上手に焼き上げるときのコツについて説明します。
MRO-W10Aでは、角皿(黒皿)1枚にクッキー48個、2枚でクッキー96個を作ることができます。
機種により、材料の分量や、焼き上げる個数が変化します。詳しくは、機種ごとの使いの機種の取扱説明書やクッキングメニューをご確認ください。
目次
材料
角皿(黒皿)1枚でクッキー48個を作る場合
- 小麦粉(薄力粉):170g
- バター(室温に戻す):85g
- 砂糖:60g
- 卵(溶きほぐす):大1/2個
- バニラエッセンス:少々
クッキーの作りかた
1. 生地を作る
以下の手順で生地を作ってください。
- バターと砂糖を混ぜ合わせる
バターはハンドミキサーで白っぽくなるまでよくねり、砂糖を加えて、さらによく混ぜます。
- 卵とバニラエッセンスを加える
卵を加え、クリーム状になるまでよく混ぜます。
混ざってきたら、バニラエッセンスを加えて混ぜます。
- 小麦粉を加える
小麦粉をふるいながら加え、木のしゃもじでさっくりと混ぜると、生地が完成です。
*小麦粉を混ぜるときは、切るようにさっくりと混ぜることでふっくらと焼き上げることができるため、ねりすぎないようにしてください。
- 生地を寝かせる
生地をひとつにまとめてラップで包みます。
*ラップで包んだ生地は、冷蔵庫の冷蔵室で1時間程度寝かせ、生地がベタつくときは、長めに寝かせるようにしてください。
*余った生地は、冷蔵室で約1週間、冷凍室で約1か月保存ができますが、できるかぎり一度で焼くようにしてください。
*保存するときは、かならず生地をラップに包んでから保存してください。
- 生地を平らにする
生地をラップの間に挟み、めん棒で5mmの厚さにのばします。
生地がラップの外の台に付いてしまう場合は、小麦粉をうすくふるって打ち粉をします。
*打ち粉をふるいすぎると、生地が粉っぽくなり、口当たりが悪くなります。
- クッキーの型を抜き、角皿(黒皿)に並べる
クッキーの型を抜いたら、角皿(黒皿)にアルミホイルを敷いて、均等になるように並べてください。
*生地の大きさや厚みが違うと、焼き上がりにむらができるため、できるだけ大きさを揃えてください。
2. 生地を焼く
完成した生地は、オートメニューで焼くと仕上がりが良くなります。
- 庫内の中段に生地を並べた角皿(黒皿)を入れる
- オートメニューで[料理]-[調理分類]-[スイーツ]-[159 型抜きクッキー]を選択する
- [付属品確認へ]-[仕上がり:中]を選択し、あたためスタートボタンを押す
*仕上がり調整は機種によって異なります。詳しくは、機種ごとのクッキングメニューをご確認ください。
「クッキングメニュー」
*角皿(黒皿)を2枚で焼く場合は、オートメニューでは焼けません。以下のように手動設定で焼いてください。
- [手動]-[オーブン]-[予熱あり2段]-[170℃]を設定し、あたためスタートを押す
- 予熱が終了したら、やけどに注意しながら角皿(黒皿)をそれぞれ中段と下段に入れる
- 加熱時間を[20~30分]に設定し、あたためスタートを押す
- 手動設定で焼く場合は、以下の設定をしてください。
- 1.[手動]-[オーブン]-[予熱あり1段]-[170℃]を設定し、あたためスタートを押す
- 2.予熱が終了したら、やけどに注意しながら角皿(黒皿)を中段に入れる
- 3.加熱時間を[16~24分]に設定し、あたためスタートを押す
- 焼きむらが気になる場合は、加熱時間が2/3~3/4程度経過してから、角皿(黒皿)の前後・上下を入れかえて均一に焼くようにしてください。
クッキーを取り出す
オーブン調理終了後、そのまま庫内(加熱室)に置いたままにすると、余熱で焦げてしまう場合があるため、すぐに取り出してください。