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お使いのエアコンの除湿機能が、再熱除湿方式か、弱冷房方式かを確認する方法は、カタログ取扱説明書にどのように表記されているかでわかります。以下にカタログを例にご紹介します。


再熱除湿方式の場合

機能名に「カラッと除湿」と記載されています。
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リモコンには[カラッと除湿]ボタンが付いています。
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弱冷房方式の場合

除湿の機能名に「3モード除湿」または「ソフト除湿」と記載されています。
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リモコンには[除湿]ボタンが付いています。
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以下にそれぞれの除湿方式を説明します。

目次


再熱除湿方式とは

  • 再熱除湿方式とは、エアコンが取り込んだ湿った空気を、冷やして湿気をとったあと、暖めて適温に調整し、カラッとした快適な空気を部屋に送る方式です。
    冷やした空気を暖める際には、室外機の排熱の一部を利用しています。
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  • エアコンの内部で空気を暖め直してから送風するため、その分、冷房運転よりも若干電気代がかかります。詳しくは、以下のページをご覧ください。


弱冷房方式とは

  • 弱冷房方式とは、エアコンが取り込んだ湿った空気を、弱めの冷房運転で冷やして湿気をとったあと、そのまま部屋に送る方式です。そのため、「再熱除湿方式」に比べ、肌寒く感じることがあります。
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  • カタログや取扱説明書には、「ソフト除湿」または「3モード除湿」と記載されています。
    「ソフト除湿」の機種は、風量が少ない除湿運転のみですが、3モード除湿の機種は「自動除湿」「パワフル自動除湿」「手動除湿」の3つのモードに切り替えができます。

  • 除湿運転が動作するには、エアコンの設定温度を室温よりも低く設定する必要があるため、梅雨時のように外気温・室温が低く、湿度が高い場合は、条件により除湿運転が動作しない場合があります。
    *弱冷房方式(ソフト除湿)の動作条件は、外気温10℃以上、室温16℃以上です。

  • 弱冷房方式(ソフト除湿)は風量が少ないため、外気温や室温が高い場合に、除湿しながら室温を下げる目的で使うとなかなか室温が下がりません。そのような場合は、まず冷房運転で室温を下げてから、除湿運転に切り替えることをおすすめします。

  • 弱冷房方式(ソフト除湿)の除湿運転は冷房運転と比較すると、風量が常に弱めで抑えられる分、若干電気代が安くなります。




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