フラップ(ルーバー、風向板)に付いた汚れは、やわらかい布でやさしく拭き取ってください。落ちにくい汚れの場合は、布やぞうきんを水やぬるま湯に浸して、固くしぼってから汚れを拭き取ってください。
ご注意
- フラップを水洗いすると故障の原因となります。また、40℃以上のお湯を使用すると、プラスチック部品が変形することがあります。
- フラップを強い力で拭いたり硬い布で拭くと、傷が付くことがあります。
- ベンジン・シンナー・みがき粉などは、塗装面やプラスチック部品を傷めてしまうため、おやめください。
- 化学ぞうきんを使用する際は、その注意書きにしたがってください。
- お手入れ時には、手袋を着用してください。
フラップの取り外しについて
2005年以降に発売されたエアコンは、ご自身でフラップを取り外すことができません。
取り外す場合は、お買い上げの販売店、または修理相談窓口に点検をご相談してください。
2004年以前に発売されたエアコンは、フラップを取り外しできる機種と、できない機種があります。
取扱説明書の「お手入れ」のページをご確認ください。
お手入れ方法
フラップの形状によって手順が異なります。お手入れをするときは、以下の手順でおこなってください。
フラップが1枚板の場合
フラップが1枚板の場合は、運転停止中にリモコンで操作することができません。以下の手順で一時的に電源プラグを抜いた状態でお手入れをしてください。
- エアコンの運転を停止してから、電源プラグを抜いて5分ほどおく
- 電源プラグを差し込み直す
- 初期動作(イニシャライズ)で上下風向板が開いたら、再度電源プラグを抜く
電源プラグを抜いた時の位置でフラップが停止します。
- やわらかい布でやさしく拭き取る
フラップの裏側を手で支えながら、ほこりを取り除いてください。
- 正常に運転するか確認する
お手入れが完了したら、電源プラグをコンセントに差し込み、リモコンのボタンを押して運転するか確認してください。
フラップが3分割の場合
フラップが3枚に分割されている場合は、運転停止中にリモコンでフラップを開くことができる機種と、できない機種があります。
リモコンでフラップを開くことができる機種
2022年以降に発売されたXシリーズ(RAS-X40N2など)は、運転停止中にリモコンでフラップを開くことができます。
ご注意
この操作をすると以下の設定や機能が取り消されてしまうため、必要に応じて再設定してください。
- 切/入タイマー
- クリーン運転開始時刻
- 凍結洗浄ヒートプラス
- カビバスター
- カビ見張り
- 室外機凍結洗浄
- オートオフ
- リモコンの「風よけ」ボタンを押しながら「上下風向」ボタンを約5秒間押し続ける
室内機から「ピッ」と受信音が出て、上下風向板が開きます。
上下風向板が動作中は、「クリーン」ランプが点灯します。
*動作中はリモコンの液晶画面に「無効操作」と表示されますが操作できます。
*動作中に上下風向板は触らないでください。故障の原因になります。
- 上下風向板が開き終わり「クリーン」ランプが消灯する
「クリーン」ランプが消灯し、上下風向板が完全に停止するまでお待ちください。
- 電源プラグを抜く
電源プラグを抜くか、ブレーカーを切ってください。
- やわらかい布でやさしく拭き取る
フラップの裏側を手で支えながら、ほこりを取り除いてください。
- 正常に運転するか確認する
お手入れが完了したら、電源プラグをコンセントに差し込み、フラップが閉じるまでお待ちください。
フラップが閉じたら、リモコンのボタンを押して運転するか確認してください。
リモコンでフラップを開くことができない機種
以下の手順で一時的に電源プラグを抜いてからお手入れをしてください。
- エアコンの運転を停止してから、電源プラグを抜いて5分ほどおく
- 電源プラグを差し込み直す
- リモコンで運転を開始し、すべてのフラップが開いたところで、「停止」ボタンを押す
*冷房・除湿・暖房のいずれかの運転を開始してください。
- フラップが閉じる前に、電源プラグを抜く
電源プラグを抜いた時の位置で、フラップが停止します。
- やわらかい布でやさしく拭き取る
フラップの裏側を手で支えながら、ほこりを取り除いてください。
- 正常に運転するか確認する
お手入れが完了したら、電源プラグをコンセントに差し込み、リモコンのボタンを押して運転するか確認してください。