衣類の縮みを抑えて乾燥したいときは、静止乾燥コースをおすすめします。
干したあとに湿りがある場合や、(P)マーク表示の衣類、靴などを乾燥させ、やさしく仕上げたいときに便利なコースです。
事前確認
- 素材、織り方、厚さ、形態によって乾燥に向かないものがあります。乾燥する前に、衣類についている取扱絵表示、素材表示などを確認してください。
- 取扱絵表示および素材表示のないものは、クリーニング店にご相談いただくことをおすすめします。
- 縮みが大きくなった場合に備え、元の形に修正するための型紙を取っておくと便利です。
もし、形くずれしてしまった場合は、スチームアイロンを軽く浮かせてスチームをかけ、洗濯前に取っておいた型紙に合わせて元の形まで伸ばし、形を整えます。
- ドライマークがついた衣類や、ウールなどの混紡製品は、素材によって乾燥できるものがあります。詳しくは、お使いの機種の取扱説明書
や、以下のページをご覧ください。
「乾燥ができないものは何ですか?」
静止乾燥コースの操作方法
ご注意
乾燥運転時の除湿方式には、空冷除湿方式と水冷除湿方式がありますが、静止乾燥コースでは、空冷除湿方式で運転します。
2020年以前に発売された機種で、もし水冷除湿方式に設定を変更している場合は、空冷除湿方式に戻してください。
発売年を確認する方法は、以下のページをご確認ください。
「洗濯機の製造年と発売年を確認する方法を知りたいです。」
- 水栓(蛇口)を開ける。
- 洗濯物を洗濯槽の中に入れ、ドアを閉める。
きれいに衣類をたたんでから、ドラム内のリフターの間に、均一に広げて入れてください。
- 電源を入れ、[乾燥]ボタンをタッチし、静止乾燥コースを選択する。
- スタートボタンを押す。
ドラムは回転しません。約110分間風を当てたあと、電源が切れます。途中で乾き具合を確認するときは、一時停止ボタンを押してからドアを開けてください。
ご注意
- 乾きムラがある場合は、洗濯物を反対側へたたみ直して再度、静止乾燥コースを実施してください。
タテ型洗濯機の場合は、以下のページをご覧ください。
「衣類の縮みを抑えて乾燥させることはできますか。(タテ型)」