低温乾燥コースで乾燥することで、衣類の縮みを抑えてやさしく仕上げることができます。
乾燥運転での縮みの程度は、生地の種類や素材、織りかた、縫製、仕上げなどによって異なります。
また、ウール製品や、ウレタン素材の靴下やカットソーなどは、水につけたり、洗濯後に乾かすだけでも縮むものがありますが、乾燥運転をおこなうと、さらに縮んでしまうものもあります。
事前確認
- 低温乾燥コースができるものと、できないものがあります。運転する前に、衣類についている取扱絵表示、素材表示などをご確認ください。表示がないものは、クリーニング店にご相談いただくことをおすすめします。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
「洗濯も乾燥もできないものは何ですか?」
「乾燥ができないものは何ですか?」
- 縮みが大きくなった場合に備え、元の形に修正するための型紙を取っておくと便利です。
もし、形くずれしてしまった場合は、スチームアイロンを軽く浮かせてスチームをかけ、洗濯前に取っておいた型紙に合わせて元の形まで伸ばし、形を整えます。
- ドライマークがついた衣類や、ウールなどの混紡製品は、素材によって乾燥できるものがあります。詳しくは、お使いの機種の取扱説明書
や、以下のページをご覧ください。
「乾燥ができないものは何ですか?」
静止乾燥コースの操作方法
- 水栓(蛇口)を開ける。
- 洗濯物を洗濯槽の中に入れる。
きれいに衣類をたたんでから、洗濯槽に入れてください。
- 電源を入れ、[洗乾]または[乾燥]ボタンのいずれかをタッチし、低温乾燥コースを選択する。
- スタートボタンを押す。
衣類の温度を約65℃以下の低温で乾燥します。
標準コースで乾燥するよりも、運転時間が長くなります。
ご注意
綿素材の衣類は縮みにくい素材のため、低温乾燥コースで乾燥すると乾きムラになる場合があります。低温乾燥コースではなく、乾燥「標準」コースで乾燥してください。
- 洗剤・柔軟剤を入れ、ふたを閉める
洗乾コースで、洗剤・柔軟剤を手動投入する場合は、表示された洗剤量(目安)にしたがって、洗剤と柔軟剤を入れてください。
洗剤量の目安については以下を参考にしてください。
「洗剤や柔軟剤を手動で入れるときの適量を知りたいです。(タテ型)」
このとき、洗濯槽にあらかじめ水が入っている場合は、洗濯物の量は自動計測されません。
洗濯物の量を自動計測したい場合は、洗濯層に水が入っていない状態で操作してください。
ドラム式洗濯機の場合は、以下のページをご覧ください。
「衣類の縮みを抑えて乾燥させることはできますか。(ドラム式)」