ページの本文へ

炊飯したごはんが焦げてしまうときは、さまざまな要因が考えられます。


ごはんが焦げてしまう要因

  • 火力が強い
    日立の炊飯器は、炊きあがったご飯の余分な水分を取り、香ばしさと風味を出すため、火加減を若干強めにして炊飯しています。
    そのため、炊きあがりを「おこげ」(一部の機種に搭載)に選択していなくても、白米はうすいきつね色に、その他のお米はきつね色になることがあります。

  • 蒸らし中に加熱
    日立の炊飯器は、ごはんの風味を出すために、炊飯後の蒸らし中にも加熱するため、そのときに焦げることがあります。

  • 白米以外を炊いている
    雑穀や玄米、麦ごはんを炊く場合は、白米を炊くときよりも焦げやすくなることがあります。また、炊き込みご飯は調味料や具に含まれた油分・塩分の影響によって焦げやすくなります。

ごはんを焦げにくく炊飯するコツは、以下をご確認ください。


ごはんを焦げにくくするコツ


目次


炊飯前のご注意


1.内がまに破損がないか確認する。

内がまのフッ素被膜に剥がれがあると、ごはんが焦げつくことがあります。内がまを交換してください。
内がまのフッ素被膜の剥がれや磨耗については、以下を参考にしてください。


2.お米をきれいにすすぐ。

白米は、すすぎ水がきれいになるまですすいでください。すすぎきれなかった米の粉が残ることで、焦げが強く出ることがあります。
無洗米の場合でも、底からお米をかき混ぜて水がにごるときは、よくすすぎ、よくかき混ぜてお米と水をなじませてください。


3.温度センサーをお手入れする。

内がまの底や、温度センサーに汚れやお米が付着している場合は、正しく温度が測れなくなるため、焦げの原因になることがあります。
かつ、ごはんが焼き付くことを防ぐため、炊飯する前に毎回水分や異物をふき取ってください。
kitchen_help04_001.png

温度センサーのお手入れ方法

  1. 温度センサーに付着した汚れや異物をふき取る。
  2. 温度センサーを指で押し下げ、円滑に上下に動作することを確認する。
    動きに抵抗があったり、斜めに沈む場合は、何度か押し下げ、円滑に動くようにする。

内部に溜まった異物により動きが悪いときは、お買い上げの販売店または修理相談窓口に点検をご相談ください。


4.ふたパッキンをお手入れする。

ふたパッキンに異物(つぶれた米粒や、汚れによるザラツキなど)の付着があると、圧力が抜けて温度が下がり、加熱時間が長くなることによって焦げやすくなることがあります。
プレートやふた加熱板を使うたびに取りはずし、スポンジで洗ってください。このとき、負圧弁やふたパッキンは引っ張らないでください。
kitchen_help04_002.png


しゃもじに付いたごはんを、内がまのふちに付けたりすると、ふた加熱板のパッキンに落ちて、そのまま付着してしまうことがありますのでおやめください。



炊飯時のご注意


1.少量のごはんは「少量炊飯」コースで炊飯する。

少量のごはん(2カップまで)を「少量炊飯」を選ばないで炊くと、ごはんの底がうすいきつね色に焦げることがあります。
「少量炊飯」コースに適したごはんの量については機種によって異なりますので、お使いの機種の取扱説明書をご確認ください。


2.無洗米は、「無洗米」コースで炊飯する。

無洗米を「白米」コースで炊飯すると、「無洗米」コースよりも焦げやすくなってしまいます。


3.複数の電化製品を同時に使用していないか確認する。

延長コードを使ったり、同じコンセントで他の電気製品を同時に使っていると、電圧が下がり正常に炊飯ができない場合があります。炊飯時は、タコ足配線せず、交流100V・定格15A以上のコンセントを単独で使ってください。
kitchen_help04_003.png



4.炊飯中に炊飯器に触れたり操作していないか確認する。

以下のような場合に炊飯時間にズレが生じ、焦げてしまうことがあります。炊飯が終了するまでお待ちください。

  • 炊飯中に[切/とりけし]ボタンを押し、中断してから再炊飯する。
  • 炊飯中に停電したり、電源プラグを差し替えて再炊飯する。
  • 炊飯器を移動したり、持ち上げる。
    kitchen_help04_004.png


炊飯器の上に手を置くと、けがややけどのおそれがありますので、絶対におやめください。また、吸気口・排気口を塞ぐような物を敷いて炊飯すると、本体内部の温度が上がり、過熱保護機能が動作して炊飯できません。
kitchen_help04_005.png




使いかた動画のページでも、ごはんが焦げてしまったときの対処方法を紹介しています。


カテゴリ別に探す

ウェブサイト内で解決できない場合にはこちらから

よくあるご質問で、解決できない質問や疑問については、メールまたはお電話にてお答えしております。下記の窓口へお問い合わせください。