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レンジ調理であたためるときにラップが必要かどうかは、調理や食品の種類によって異なります。

ラップには水分を逃がさず、蒸らす効果があるため、食品の仕上がりが使い分けのひとつの目安となります。
また、ラップを使うことで、仕上がりだけでなく、食品の飛び散りやにおい移りを防ぐことができます。


ラップをする食品

  • 焼き魚
    身が飛び散ることがあります。

  • 煮魚
    深めの容器に入れて煮汁をかけてください。
    身が飛び散ることがあります。

  • エビやイカを使った揚げ物
    身が飛び散ることがあります。

  • とろみのある食品(カレーやシチュー)
    加熱後はよくかき混ぜてください。(丸ごとのマッシュルームはあらかじめ取り除き、加熱後加えてください。)
    みそ汁やスープなどは、手動調理(レンジ加熱)で様子を見ながらあたためてください。

  • 冷凍保存した蒸し物
    加熱後はやけどに注意しながらすぐラップを外してください。

  • 野菜の下ゆで

  • 冷凍ごはんや冷凍した食品(フライを除く)の解凍あたため
    市販の冷凍食品やチルド食品のあたためは、袋などに記載されている指示に従って手動調理で様子を見ながらあたためてください。

ラップをしない食品

下記を参考にしてください。基本的にはラップは不要ですが、においが気になる場合はラップをしてください。

  • 焼き鳥、焼き肉
    皿に並べてたれを塗ってから加熱してください。

  • ハンバーグ
    加熱後、裏返して1~2分おいてください。ソースは飛び散ることがあるので加熱後にかけてください。
    *冷凍保存したものはラップをしてください。

  • 天ぷらやフライ(えびやいかを除く)

  • 野菜の煮物やおでん(たまごは取り除く)
    容器に入れて煮汁をかけてください。

  • 蒸し物(しゅうまいなど)
    少し隙間をあけて皿に並べ、水分を補ってから加熱してください。乾燥気味のときは、さっと水にくぐらせてください。

  • めん類(スパゲッティ、焼きぞばなど)
    皿にのせて、加熱後かき混ぜてください。
    *冷凍保存したものはラップをしてください。

  • いため物(野菜いため、酢豚、八宝菜など)
    野菜いためが乾燥している場合は、バターかサラダ油を加えて、加熱後かき混ぜてください。

  • 生ものの解凍

  • スチームを使ったあたため(スチームレンジ調理)
    スチームで食品の乾燥を防ぎながら、しっとりとみずみずしくあたためます。スチームがかかるようラップをしないでください。



他にもレンジを使いこなすコツを紹介していますので、ぜひご活用ください。


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