内部クリーン運転とは、室内機内部のカビ発生を抑える運転を、自動で行う機能のことです。 エアコンの運転を停止したあと、室内機内部を乾燥させてカビを抑制します。
*イメージ図
はじめに「弱暖房運転」により、熱交換器に熱を加えて乾かします。その後、「送風運転」をおこない、熱交換器と通風路をしっかりと乾かします。
*このとき、発生したカビを除去したり、殺菌することはできません。
以下に、運転条件や設定方法などについて説明します。
運転条件
冷房・除湿・涼快運転を停止後に、自動でエアコン内部の乾燥運転を行います。
*冷房・除湿・涼快運転時間が10分未満の場合は、乾燥運転は動作しません。
運転時間
エアコン内部を乾燥する時間は、約60分間です。
ご注意
「ランドリー」「けつろ抑制」「カビ見張り」「みはっておやすみ」「切タイマー」による停止の場合、内部クリーン運転は作動しません。
また、「入タイマー」の予約があり、予約時刻の2時間前になったときにも作動しません。
以下に、「内部クリーン」の設定方法を説明します。
設定方法は製品により異なりますので、詳しくはお使いの機種の取扱説明書をご覧ください。
(例:ルームエアコン RAS-X22F)
「ピッ」という音がして、液晶画面の「内部クリーン」の表示が点滅から点灯に変わると、設定は完了です。
(例:ルームエアコン RAF-D36F)
リモコンに「内部クリーン」「エアコンクリーン」「エアコン乾燥」ボタンがある場合は、そのボタンを1回押すと、すぐに内部クリーン運転が開始されます。
*予約運転を行うことはできません。
(例:ルームエアコン RAS-G22E)
運転停止中に「停止」ボタンを約3秒押し続ける
「ピッ」という音がして、液晶画面の「クリーン」などの文字が表示されれば、予約の設定は完了です。
*予約はされますが、運転する条件になるまで運転しません。
参考
室内機内部を乾燥する機能は、お使いの製品によりその名称や動作、操作方法が異なります。お使いのエアコンに搭載されている機能の名称は、取扱説明書よりご確認ください。
よくあるご質問で、解決できない質問や疑問については、メールまたはお電話にてお答えしております。下記の窓口へお問い合わせください。