アイスクリームが凍りにくいです。

アイスクリームが凍る温度は-15℃～-16℃と低温のため、家庭用冷蔵庫では-18℃以下で保存することが推奨されています。
そのため、他の食品が凍っていても、アイスクリームだけが凍りにくいことがあります。
また、ドアの開閉時間や開閉回数以外に、収納場所や設定によっても凍りにくくなりますので、詳しくは以下をご確認ください。

収納場所を確認します

上段ケースは、小物冷凍食品などを入れるスペースで、設定温度は約-19～-17℃です。
下段冷凍室は約-20～-18℃となっていることと、上段ケースの方が収納容量が少ないため、ドアの開閉による温度の影響を受けやすくなります。

特に、乳脂肪分の高いアイスクリームは、温度の影響を受けやすい成分でできているため、凍りにくい場合は下段の小物ケースに移してください。

下段の小物ケースでも改善しない場合は、下段の大物ケースに移してください。また、冷凍庫は、すき間を空けて収納すると、ドアを空けたときに外気が入り込んで溶けやすくなってしまうため、適度にすき間を詰めて収納してください。

食品を無理に詰め込みすぎると、ドアがしっかりと閉まらず冷えにくくなってしまうため、ドアにはさまらないように収納し、しっかりと閉めてください。

ぴったりセレクトの収納場所を確認します（対象製品のみ）

冷たい空気（冷気）は、上から下に流れます。ぴったりセレクト機能がある機種は、2段ケースの上段と下段の切替室を両方とも「冷凍」に設定している場合は、下段に入れてください。

ぴったりセレクト室や設定方法については、以下のページをご確認ください。

冷凍室内の温度を調整します

冷凍室のランプを確認し、冷凍機能が正常に動作しているかを確認します。もし、冷凍室の温度が、弱め（弱）に設定されている場合は、標準（中）に変更し、それでも凍りにくい場合は、強め（強）に変更してください。
冷凍機能や、温度の設定方法は、機種によって異なります。詳しくは、お使いの機種の取扱説明書をご確認ください。

上記をおこなっても改善しない場合は、お買い上げの販売店または修理相談窓口に点検のご相談をしてください。