お湯取運転をするときは、お湯取ホースとクリーンフィルターが必要です。ここでは、お湯取ホースのつなぎ方や設定方法を紹介します。
*製品によってはお湯取運転を搭載していない場合があります。
操作パネルに「お湯取」ボタンがない製品はお湯取運転を搭載していません。
目次
お湯取運転の設定方法は動画でも紹介しています。
「使いかた動画:タテ型洗濯乾燥機/全自動洗濯機」
「使いかた動画:ドラム式洗濯乾燥機」
お湯取運転時のご注意
- 入浴剤を入れた風呂水は使用しない
正常に給水されないことがあります。
- 水栓(蛇口)は開けて運転する
風呂水ポンプの吸い上げの際に一定量の水(呼び水)の給水が必要になるため、お湯取運転時にも水道水を使います。
また、乾燥運転時にも水道水を使用します。乾燥運転に必要な水を風呂水から給水することはできません。
- お湯取が設定できないコース
タテ型
ドラム式
- デリケート
- おしゃれ着
- ダニ対策
- 消臭除菌
- 花粉
- 槽乾燥
お湯取ホースの接続方法
*お湯取ホースを付属していない製品の場合は、別売のお湯取ホースが必要となります。
お近くの家電量販店や、日立のお店、またはインターネットショップ「パーツショップ」でお買い求めください。
- お湯取ホースにクリーンフィルターを取り付ける
クリーンフィルターを回しながらお湯取ホースに取り付けます。
お湯取ホースの内側を水でぬらすと差し込みやすくなります。
お湯取ホースが長い場合は、ホースの先端をはさみやカッターなどで切断してください。
お湯取ホースを巻いたまま使用すると、給水されなくなることがあります。
参考
クリーンフィルターを分解清掃した場合は、以下の順番で取り付けてください。
(左から順に)お湯取ホース、クリーンフィルター、ネット、フィルター(緑)、フィルター(黒)、ストレーナ
- 洗濯機の「風呂水吸水口」に、お湯取ホースの「吸水つぎて」を差し込む
「吸水つぎて」を「風呂水吸水口」にしっかりと押し込み、抜けないことを確認してください。
- ホースの先端を浴槽に入れる
洗濯機よりも低い位置まで入れてください。
風呂水給水口から浴槽水面までの高さは1.2m以内にしてください。
お湯取運転の設定方法
洗いやすすぎなど運転の工程ごとに、使用する水を風呂水と水道水から選ぶことができます。
- 水栓(蛇口)を開ける
かならず水栓を開けてください。
- 洗濯物を入れ、電源を入れる
ドラム式はドアを閉めてください。
- コースを選ぶ
*「デリケート」や「おしゃれ着」など、お湯取運転が設定できないコースがあります
- [お湯取]ボタンを押して、どの工程で風呂水を使うかを設定する
ボタンを押すごとに表示が切り替わります。
操作パネルに点灯した工程で風呂水が使用されます。
*「すすぎ」のみに風呂水を使用することはできません。
- スタートボタンを押す
洗濯物の量が測定されます。
手動投入する場合は、洗剤や柔軟剤を入れてください。
- ふたを閉める(タテ型のみ)
風呂水が給水されない場合
お湯取ホース内の空気を抜くため、風呂水を吸い上げ始めるまでに1~3分間かかります。
風呂水が給水されない場合は以下のページをご覧ください。
「風呂水が吸水されない/表示部に「C10」や「CP」が表示されます。」
設定を記憶させる方法
工場出荷時はお湯取運転は「記憶しない」設定にされていますが、以下の手順で記憶させることができます。
*スマートフォンアプリから設定はできません
- 電源を入れる
- [お湯取]を3秒以上押す
操作パネルに「P」と表示され、設定が記憶されます。
- 電源を切る
最後のすすぎを水道水にする方法(清水すすぎ)
最終すすぎの工程を「お湯取」に設定したけれども、一番最後は水道水ですすぎたい場合は、以下の手順で設定します。
*最終すすぎに水道水を設定した場合は、清水すすぎは行いません。
- 電源を入れる
- 標準コースを選ぶ
- [洗い]、[すすぎ]、[脱水]を押し、すべての表示を消す
- [お湯取]を3秒以上押す
操作パネルに「1」と表示され、清水すすぎが設定されます。
- 電源を切る
変更した内容は、電源を切っても記憶されています。
清水すすぎで使用する水道水の量は、製品により異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
例:BW-V100Kの場合 約6L