乾燥運転時の除湿方式には、以下の2通りの方法があります。
*2021年8月以降発売の機種は、すべて「水冷除湿方式」になっており、除湿方式の設定は変更できません。
- 空冷除湿方式
乾燥運転中に、排水ホースから湿気(温風)を出して運転します。
*一部のドラム式洗濯乾燥機では、運転時に発生した熱を回収して乾燥時の温風に再利用する、ヒートリサイクル乾燥方式を採用しています。ヒートリサイクルについて詳しくは、以下のページをご覧ください。
「乾燥方式について知りたいです。(ドラム式)」
- 水冷除湿方式
乾燥運転中に、水を使って水冷除湿をします。
空冷除湿方式に比べて、使用する水の量が増えます。
また、一部の機種ではこの方式に設定している間は、「静止乾燥コース」は使用できません。
ご注意
空冷・水冷どちらの除湿方式の場合でも、水栓(蛇口)は、開けた状態で運転してください。
*「空冷除湿方式」の場合も、水を流しながら乾燥させています。
以下に、除湿方式の変更方法について説明します。
除湿方式の変更方法
実際の操作方法は、お使いの機種により異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
ここでは、ビックドラム BD‐SX110を例に説明します。
手順
- 洗濯機の電源を入れます。
- [乾燥]ボタンの位置を確認します。
[乾燥]ボタンは2つあります。
ここでは[脱水]ボタンの右にある[乾燥]ボタンを操作します。
*[洗▶乾]ボタンの右にある[乾燥]ボタンではありませんので、ご注意ください。
- 上記で確認した[乾燥]ボタンを、3秒以上長押しします。
*表示パネルの数字が切り替わるまで押し続けてください。
表示パネルの例
「1」:空冷除湿方式
「0」:水冷除湿方式
パネルに「1」が表示された場合
「空冷除湿方式」に設定されたことをお知らせしています。
*初期設定では、「1」の空冷除湿方式に設定されています。
パネルに「0」が表示された場合
「水冷除湿方式」に設定されたことをお知らせしています。
- 設定完了の音がしたら、指を離します。
- 「1」の「空冷除湿方式」に設定:「ピッ」音でお知らせ
- 「0」の「水冷除湿方式」に設定:「ピー」音でお知らせ
- 洗濯機の電源を切ります。
操作は以上です。
変更した内容は、電源を切っても記憶されています。
ふたたび除湿方式を変更したい場合は、同じ手順で[乾燥]ボタンを長押しすると、設定を変更できます。