お手入れ

お手入れをする

洗濯乾燥機の性能を十分発揮させ、長くお使いいただくため、お手入れの方法について説明します。

お手入れ部

お手入れ方法の詳細は、下記イラストの青色表示部をタップしてご確認ください。

知りたい箇所(青色部分)をタップするとお手入れ方法を確認いただけます。

※操作パネルのホーム画面「サポート」サポートボタンからもご確認いただけます。

お手入れ箇所詳細 自動投入部のマニュアルへ 手動投入部のマニュアルへ 給水口のマニュアルへ 本体表面のマニュアルへ ドラムのマニュアルへ 排水ホースのマニュアルへ ドアガラス、ドアパッキンのマニュアルへ 排水口、排水口トラップのマニュアルへ 糸くずフィルターのマニュアルへ

水栓(蛇口)、ワンタッチつぎて、給水ホースの水漏れ確認

  • 水栓(蛇口)のパッキンなど、長年使用していると経年劣化・さびにより水漏れする場合があります。
  • ご利用の際、定期的に水漏れがないかご確認ください。
  • 万一水漏れが起きた場合は、水栓(蛇口)を閉めて点検・修理をご相談ください。

らくメンテと自動おそうじ機能(設定は不要です)

らくメンテとは

3つの「自動おそうじ」機能を使って、次の洗濯運転時にホコリ・糸くずを洗い流し、「糸くずフィルター」に溜めることでお手入れが楽になる機能のことです。これらの機能の設定は不要です。→「糸くずフィルター」のお手入れ方法

3つの「自動おそうじ」機能とは
洗濯槽自動おそうじ

すすぎのあとに“きれいな”水道水で洗い流します。

  • 洗い
  • すすぎ※1
  • 洗濯槽自動おそうじ※2
  • 脱水
  • 乾燥
  1. すすぎ後の水は排水
  2. きれいな水道水を使用
洗濯槽自動おそうじ
乾燥経路自動おそうじ

乾燥経路の上からシャワーでホコリ・糸くずを洗い流します。また、ドラムが回る遠心力で乾燥経路の下からも水をかき上げて洗い流し、乾燥効率の低下を抑えます。

ドアパッキン自動おそうじ
ドアパッキンの裏側を専用のシャワーで洗い流します。
  • 自動おそうじは乾燥運転時は作動しません。
  • 乾燥コースなど一部のコースでは作動しません。
  • ホコリ・糸くず・汚れの種類や程度などにより、洗い流せないことがあります。
  • 自動おそうじは洗濯機内の汚れを洗い流す機能ですが、より気持ち良くお使いいただくために、「槽洗浄」コースとの併用をおすすめします。
  • ドアガラス・ドアパッキンに糸くずが付着したときは「ドアガラス・ドアパッキン」のお手入れへ

糸くずフィルター(お手入れの目安:1か月に1回程度)

定期的にお手入れしてください。

  • 「糸くずフィルターのお手入れ」が表示されたら、お手入れしてください。
    場合によっては、糸くずのたまり具合が少ないときでも表示します。
  • 「洗濯▶︎乾燥」「乾燥」運転は、乾燥で出る糸くずがたまりやすくなります。
  • 糸くずフィルターに糸くずがたまると、排水しにくくなり、排水エラー(お知らせ表示「C02」)や排水口が詰まって水漏れの原因になります。→(お困りコンシェルジュ)

運転中や、ドラムや排水ホースに残水がある場合(洗いのみの運転後など)は、糸くずフィルターを外さない
ドラムに水が入っている場合は、糸くずフィルターを外すときに多量の水が出てきますので、脱水してから外してください。

  1. 糸くずフィルターカバーを開ける

    糸くずフィルターカバーを開ける
  2. 糸くずフィルターを取り外す

    1. 糸くずフィルターのつまみを左の方向に回す

    2. 回転が止まったら手前に引き出す

    • 残水が出る場合があるので、水受けなどで受けてください。
    • 糸くずフィルター内部にたまった糸くずが洗濯機内部に落ちないように注意してください。
    • 糸くずフィルター差し込み部が汚れている場合は、入口周辺のみふき取ってください。奥まで手を入れるとけがのおそれがあるため、歯ブラシなどでお手入れしてください。
    つまみを左に回すし、ゆっくり引き出す
  3. 糸くずを取り除き、洗い流す

    汚れがひどいときは、歯ブラシや綿棒などで掃除してください。
    このとき、ゴムパッキン(黒色と半透明の2本)に塗布している潤滑剤をふき取らないようにしてください。
    糸くずフィルターが回しにくくなります。

  4. 糸くずフィルターを取り付ける

    1. 糸くずフィルターの開口部を上に向ける

      • 糸くずフィルターのゴムパッキンが外れていないことを確認してください。
      • 糸くずフィルター取り付け部やゴムパッキン部に、糸くずなどが付着していないことを 確認してください。
    2. 糸くずフィルターの開口部を上に向けた状態で奥までしっかり差し込む

    3. つまみを右に「カチッ」と音がするまでしっかり回す

      「カチッ」と音がするまで回されていないと「フィルター確認」と「C16」が表示され、運転できません。→(お困りコンシェルジュ)

  5. 糸くずフィルターカバーを閉める

注意

  • 糸くずフィルター(ゴムパッキンを含む)が破損した場合は、すぐに取り替える。→「別売り部品」詳細ページへ水漏れや故障の原因になります。
  • 糸くずフィルターにネットやフィルターを取り付けない水漏れや故障の原因になります。

本体表面

水滴や汚れが付着しているときは、柔らかい布でふき取ってください。

ドアガラス・ドアパッキン

  • ドア内側のガラス面をふき取る際は、湿った布を使用してください。
  • ドアパッキンやパッキン裏側に糸くずがたまると、水漏れや洗濯物への糸くず付着の原因になります。柔らかい布でふき取ってください。

ご注意

  • ベンジン、クレンザー、アルカリ性洗剤、弱アルカリ性洗剤、ワックスなどでふいたり、たわしでこすらないでください。
  • お手入れ後、ぞうきんや布などをドアパッキンへかけたりしないでください。
    ドアパッキンが変形し、水漏れの原因になります。

ドラム

水滴が付着したり、汚れているときはお手入れしてください。

  • ドラム表面のお手入れには、ステンレス専用クリーナーを使用してください。
  • ドラムのさびは、クリームクレンザーでふき取ってください。金属たわしなどは使わないでください。
  • ドラムの汚れ・ニオイが気になるときは、「槽洗浄」コース、長時間お洗濯をしないときや、ドラムを乾かしたいときは、「槽乾燥」コースを運転してください

ご注意

ステンレスドラムはさびにくい性質を持っていますが、次のような場合にはさびが発生することがあります。

  • ・鉄などを含む金属の部品(ヘアピンなど)のドラムへの長時間の接触や、鉄粉や赤さびの混じった水の使用。
  • ・ドラム内に塩素系漂白剤・洗剤・柔軟剤の長期間放置。

手動投入部(手動投入ケース)

洗剤や柔軟剤が付着していたり、汚れていたら水で洗い流してください。

  1. 洗剤投入部ふたを開ける

  2. 手動投入ケースの仕切り(=キャップ)をつまみ、上に持ち上げて取り外す

  3. キャップを取り外し、汚れを洗い流す

    • 洗剤が付着しているところを綿棒などで掃除してください。
    • 汚れがひどいときは、お湯(約40℃)に約5分浸し、歯ブラシなどで掃除してください。
    • 手動投入ケースやキャップが凍結したときは、お湯(約40℃)を入れてください。
    細かい部分に洗剤が付着しているときは
                          綿棒などで掃除する
  4. 水気をふき取り、元どおりに取り付ける

    • キャップ(=仕切り)を手動投入ケースに「カチッ」と音がするまで確実に取り付けてください。
    • 手動投入ケースは、本体への取付方向を確かめて、 奥までしっかり押し込んで取り付けてください。

ご注意

手動投入ケースを外したまま運転しないでください。

自動投入部(液体洗剤タンク・柔軟剤タンク)・タンク取付部

2〜3か月に一度を目安に、お手入れをしてください。また、次の場合にもお手入れをしてください。

  • ・使用する液体洗剤や柔軟剤の種類を変えるとき
  • ・自動投入機能を1か月以上使わなかったとき
  • ・「残量少」が表示されたまま、1週間以上自動投入タンクに液体洗剤や柔軟剤を補充しなかったとき
  • ・タンク取付部に汚れが残っているとき
  • ・透明ふたを開けたまま放置したときや残量が少ないまま放置したとき
  • ・自動投入タンク内の液体洗剤や柔軟剤がゼリー状になったとき

お願い

お手入れの際には、洗濯・脱水槽の中に衣類を入れないでください。

  1. 洗剤投入部ふたを開ける

  2. タンクの取っ手を持ってまっすぐに引き上げて取り外す

    タンクを傾けると液体洗剤や柔軟剤がこぼれたり、タンク取付部に垂れたりすることがあります。柔らかい布でふき取ってください。

  3. 透明ふたのお手入れをする

    1. 透明ふたを開け、真上に引き、凹部から突起部を取り外す

    2. 透明ふたの汚れを洗い流す

    汚れがひどいときは、お湯(約40℃)に約10分間浸し、湿った布でふき取ってください。

  4. タンクふたのお手入れをする

    1. タンクふたのつまみ(後ろ側)を開いてつめから外し、タンクふたを取り外す

    2. フロートピースの根元を両側から挟んでタンクふたから取り外す

    3. タンクふた、フロートピースの汚れを洗い流す

    • パッキンを無理に引っ張らないでください。変形や亀裂、傷が付いたり、パッキンが外れたりして液体洗剤や柔軟剤が液漏れする原因になります。
    • パッキンに付着した液体洗剤や柔軟剤、ホコリは、湿った布でふき取ってください。
    • 汚れがひどいときは、お湯(約40℃)に約10分間浸し、湿った布でふき取ってください。
  5. タンクのお手入れをする

    1. タンク内の汚れを洗い流す

    2. タンク外側の汚れを洗い流す

    • タンク内は、泡立ち、ぬめりがなくなるまで、すすいでください。
    • 汚れがひどいときは、お湯(約40℃)に約10分間浸し、湿った布でふき取ってください。
  6. タンク取付部のお手入れをする(タンク取付部周辺を湿った布でふき取る)

    • タンク取付部周辺に液体洗剤や柔軟剤の残りや汚れが付着していると、液体洗剤・柔軟剤経路の詰まりの原因になったりカビが発生することがあります。
    • 使用する液体洗剤や柔軟剤の種類によっては、パッキンに色が移る場合があります。
    • パッキン部をブラシなどで強くこすらないようにしてください。パッキンが傷み、液体洗剤や柔軟剤が液漏れする原因になります。
    • タンク取付部底面に水やホコリが残っていないことを確認してください。
  7. タンクを元どおり取り付ける

    1. タンクふたにフロートピースを 取り付ける

    2. タンクふたを取り付ける「カチッ」と音がするまで押してください。

    3. 透明ふたを取り付ける「カチッ」と音がするまで押してください。

    4. 洗濯機にタンクを取り付ける確実に取り付けないと、運転中に自動投入がされず、液体洗剤や柔軟剤が液漏れする原因になります。

洗剤投入部ふた

洗剤や柔軟剤が付着していたり、汚れていたら布でふき取ってください。

  1. 洗剤投入部ふたを開ける

  2. ふたの汚れを布でふき取る

    洗剤投入部ふたの外しかた

    1. ふたの突起A側を持ち上げる

    2. ふたを左にずらして取り外す

  3. 洗剤投入部ふたを取り付け、ふたを閉める

    洗剤投入部ふたの取り付けかた

    ふたの突起B側を取り付けてから突起A側を取り付ける

自動投入部、液体洗剤・柔軟剤経路

液体洗剤タンク・柔軟剤タンク・タンク取付部のお手入れのあと、液体洗剤・柔軟剤経路のお手入れをしてください。自動投入を継続して使用している場合は「4分」を設定、自動投入を継続して使用していない場合は「9時間」を設定してください。

お願い

お手入れの際には、洗濯・脱水槽の中に衣類を入れないでください。

液体洗剤経路のお手入れ
  1. 水栓(蛇口)を開ける

  2. お手入れをした液体洗剤タンクの透明ふたを開けて、タンク内にお湯(約40℃)を入れる

    タンクふたの底面の位置まで入れてください。

  3. 透明ふたを閉めて、タンクを取り付ける

  4. 次の手順でお手入れ運転をする

    「柔軟剤」と設定を同時に行うことはできません。

    1. 電源ボタンを押す

    2. 清潔コースをタッチして自動投入経路洗浄コースを選ぶ

    3. 経路洗浄を選ぶ

      自動投入を継続して使用している場合

      洗剤4分「4 分」を設定

      自動投入を継続していない場合

      洗剤9時間「9時間」を設定

    4. スタート/一時停止ボタンを押して、運転する

      上記設定した時間が経過したあと、「ピー」と音が鳴り、自動で電源が切れます。

柔軟剤経路のお手入れ
  1. 水栓(蛇口)を開ける

  2. お手入れをした柔軟剤タンクの透明ふたを開けて、タンク内にお湯(約40℃)を入れる

    タンクふたの底面の位置まで入れてください。

  3. 透明ふたを閉めて、タンクを取り付ける

  4. 次の手順でお手入れ運転をする

    「洗剤」と設定を同時に行うことはできません。

    1. 電源ボタンを押す

    2. 清潔コースをタッチして自動投入経路洗浄コースを選ぶ

    3. 経路洗浄を選ぶ

      自動投入を継続して使用している場合

      柔軟剤4分「4 分」を設定

      自動投入を継続していない場合

      柔軟剤9時間「9時間」を設定

    4. スタート/一時停止ボタンを押して、運転する

      上記設定した時間が経過したあと、「ピー」と音が鳴り、自動で電源が切れます。

お手入れ後に液体洗剤タンク・柔軟剤タンクを取り出して、残った水を捨ててからタンク内やタンク取付部周辺を柔らかい布で完全にふき取ってください。

給水口

水道水の給水時間が長くなったり、「C01」が表示された場合、お手入れをしてください。水の飛び散りを防ぐため、次の手順で行ってください。

  1. 水栓(蛇口)を閉める

  2. 給水ホース内の水を抜く

    1. 電源ボタンを押して電源を入れる

    2. 洗濯コースまたは清潔コースをタッチして槽洗浄コースを選び、槽洗浄11時間コースを選ぶ

      すぐに運転が始まり、給水ホース内の水が抜けるコースです。

    3. スタート/一時停止ボタンを押して、約10秒間運転させる給水ホース内の残水がドラム内に入ります。

    4. スタート/一時停止ボタンを押して、運転を一時停止する

    5. 電源ボタンを押して電源を切る

  3. ユニオンナットを矢印方向に回して、給水ホースを外す

    給水ホース内の残水がたれる場合があります。
    給水ホースの先にバケツなどの容器を置くか、ぞうきんなどで水を受けてください。

  4. 給水口のフィルターに詰まったゴミを歯ブラシなどで取り除く

    給水口のフィルターをペンチなどで取り外して掃除してください。
    お手入れが終わったら、忘れずにフィルターを元の位置に戻してください。取り付けないと、給水弁の故障の原因になります。

  5. 給水ホースを給水口に取り付ける(詳しくは据付説明書をご確認ください)

    ユニオンナットは確実に締め付けてください。緩んでいると、水漏れの原因になります。

排水ホース・排水口・排水トラップ

月に一度を目安にお手入れをしてください。

また、ニオイが気になる場合、乾燥時間が長い、乾きがわるい場合、「C02」や「C18」が表示されたときにもお手入れをしてください。

注意

  • ・「C02」が表示された場合には、ドラム内に水が残り、糸くずフィルターを外すと多量の水が漏れる場合がありますので、糸くずフィルターは外さないでください。
  • ・ふたに穴のあいた排水トラップに排水ホースを接続している場合は、排水トラップカバーが正しく取り付けられていないとニオイや水漏れの原因になります。
    1. 脱水運転を行い、排水されたことを確認する

      →脱水のみを個別に運転(1分)する

    2. 排水ホースを排水口から外す

      排水ホース内の残水が漏れ出る場合があるため、
      排水口の近くにバケツなどの容器を置くか、ぞうきんなどで残水を受けてください。

  1. 排水ホース内や排水口の中に残っている糸くずなどを取り除く

  2. 排水ホースを排水口に差し込んでから、脱水運転して排水されることを確認する

    お手入れをしても排水できない場合や、再び「C02」や「C18」が表示されるときは、
    お買い上げの販売店または、「製品情報や使いかたに関するご相談窓口」へお問い合わせください。