洗濯槽をお手入れするときは、洗濯槽クリーナーなどを使い、「槽洗浄」コースを選択します。
「槽洗浄」コースは、洗濯槽に蓄積された洗剤・石けんかすや、黒カビを洗い落とします。
定期的に「槽洗浄」コースでお手入れすることで、汚れやにおいの発生を抑制することができます。
1回の槽洗浄で汚れが落としきれなかった場合は、何度か槽洗浄を繰り返してください。
ドラム式洗濯機の洗濯槽のお手入れ方法については、以下のページをご覧ください。
「洗濯槽のお手入れ方法(槽洗浄コース)について知りたいです。(ドラム式)」
目次
「槽洗浄」コースの種類
「槽洗浄」のコースには、「3時間」コースと、「11時間」コースがあります。
- 3時間コース
洗剤・石けんのかすの付着や、においの発生を抑制するために、洗濯物の量に関わらず、1~2か月に一度の運転をおすすめします。
「自動おそうじ」を継続的に使用している場合は、3~4か月に一度程度の運転をおすすめします。
- 11時間コース
においが気になるときや、黒カビなどが発生して洗濯槽の汚れをしっかりと落としたいときに使用します。
洗濯槽クリーナーや漂白剤
使用できるもの
- 洗濯槽用塩素系漂白剤
例:洗濯槽クリーナー
- 衣類用塩素系漂白剤
例:ハイターなど
- 防食剤配合塩素系漂白剤
例:日立洗濯槽クリーナー
*「11時間コース」でしっかり洗浄したいときは、洗濯機専用の洗濯槽クリーナー、「防食剤配合塩素系漂白剤」を使用してください。
日立洗濯槽クリーナー(防食剤配合塩素系漂白剤)
タテ型/全自動用(容量1,500ml)
「SK-1500」
「SK-1」(販売終了)
*タテ型/全自動用「SK-1500」および「SK-1」(それぞれ容量1,500ml)とドラム式用「SK-750」(容量750ml)は、異なるのは容量のみで、成分に違いはありません。どの製品の場合でも、1回で使い切ってください。
上記「日立洗濯槽クリーナー」(別売り)は、お近くの日立のお店や家電量販店等でご購入(お取り寄せ)できます。
*「SK-1」は販売が終了しております。「SK-1500」をご購入ください。
使用できないもの
ご注意
下記のものを使用すると、泡が多量に発生し、機器の故障や水漏れの原因になりますので使用しないでください。
使用量
洗濯槽クリーナーや各種漂白剤に記載されている使用量に従って入れてください。
*日立洗濯槽クリーナーは1回で使いきってください。
使用量が表示されていない場合は、500mLを目安に入れてください。
お手入れの前に
- 洗濯槽内に衣類が残っている場合は、必ず取り除いてください。
- 換気を充分におこなってください。
- 洗濯槽クリーナーや各種の漂白剤に記載の使用上の注意をよくご覧になり使用してください。
「槽洗浄」コースの使い方
「槽洗浄」コースの操作方法は機種によって異なります。詳しくはお使いの機種の取扱説明書をご覧ください。
ここではBW-DKX120Gを例に、以下にタテ型洗濯機の「槽洗浄」コースの使い方をご説明します。
- 水栓を開け、「入」ボタンを押し、電源を入れます。
- [洗濯]をタッチし、「槽洗浄」コースを選択します。
11時間または、3時間コースを選ぶことができます。「槽洗浄」コースを選ぶと、表示窓にはじめ「11時間」が表示されます。「洗濯」をもう一度タッチすると「3時間」に変更することができます。
- 洗濯槽クリーナーを入れます。
- 内ふた、ふたを閉め「スタート/一時停止」ボタンを押して、運転をスタートします。
*スタート直後の残り時間は「-:--」(横方向の棒線)の表示となっていて、このとき2桁の時間表示はされませんが、残り「9:59」からは、終了まで1分ごとに時間の表示が減っていきます。
スタート後は約15分間かくはんし、その後休止(つけおき)の状態になります。
*つけおきの時間は、11時間コースの場合は約10時間、3時間コースの場合は約1時間40分です。つけおき後は自動的に運転が再開され、すすぎ・脱水・乾燥運転をおこない、洗濯槽の汚れを洗い流します。
- 運転終了後、糸くずフィルターを掃除します。
一部の機種については、以下のページより動画でも操作方法をご確認いただけます。以下のページで型式を選び、「お手入れ」→「洗濯・脱水槽」から動画をご覧ください。
「使いかた動画:タテ型洗濯乾燥機/全自動洗濯機」
黒カビの予防について
黒カビの予防については、以下のページをご覧ください。
「洗濯槽の黒カビの発生を防ぎたいです。」
※6月25日21時~6月26日6時まで、メンテナンスによりWEB受付がご利用いただけません。ご不便をおかけいたしますが、メンテナンス時間帯以外のご利用をお願いいたします。