エアコンの暖房運転時の消費電力をおさえ、省エネの効果が得られる使いかたのポイントを以下にご紹介します。
冷房運転時の場合は、以下のページをご覧ください。
「冷房運転時の消費電力を節約し、省エネになる使いかたを知りたいです。」
目次
設定や機能を活用して節電する
室内温度を適温にする
暖房時の省エネ推奨温度（適温）は、室温20℃です。
暖房時は設定温度を1℃低めに設定すると、約10％の節電効果が得られます。
電源ON/OFFでの温度調整について
エアコンは、低温の部屋を一気に暖めるときに多くの電力を使います。
適温になったら電源を切り、また電源を入れるということを繰り返して温度調整を行うと、電気のムダ使いになる場合があります。室内温度は設定温度で調整しましょう。
風向きや風速の調整をする
暖かい空気は上方に集まりますので、暖房時は風向きを下にすると効果的です。
また、風速は常に「微風」で運転するよりも、「自動」で運転する方が節電され、省エネ効果が得られます。
風向きの調整方法について、詳しくは以下のページをご覧ください。
「風向の変更方法を知りたいです。」
節電機能を活用する
リモコンに「AIこれっきり」ボタンや「ecoこれっきり」ボタンのあるエアコンは、その機能を使うことで省エネ効果が得られます。
「AIこれっきり」や「ecoこれっきり」の機能について詳しくは以下のページをご覧ください。
「「AIこれっきり自動」運転について知りたいです。」
「「ecoこれっきり自動」運転について知りたいです。」
タイマーを有効に活用する
タイマーを予約して必要な時間のみ運転していただくことで電気のムダが省けます。
タイマーの種類について詳しくは、以下のページをご覧ください。
「エアコンのタイマー機能が知りたいです。」
お手入れで節電する
フィルターをこまめに掃除する
フィルターの目詰まりは、冷暖房効果を弱めます。
フィルターのゴミやホコリ等を取り除くと、約5～10％の省エネ効果が得られます。
お手入れの目安やお手入れの流れについては、以下のページをご覧ください。
「エアフィルター（ステンレスフィルター）のお手入れ方法を知りたいです。」
室外機をお手入れする
室外機は外の空気を吸い込むことで空気中から熱を取り込みます。
その熱は室内機側に送られ、室内機で吸い込んだ空気を熱交換器で暖めてから室内へ吹き出しています。
そのため、室外機のまわりに障害物があったり、ほこりやゴミで覆ってしまうと、熱の循環ができなくなり運転効率が下がってしまいます。
定期的に室外機の周辺や室外機のお手入れをしてください。詳しくは、以下のページをご覧ください。
「室外機のお手入れ方法を知りたいです。」
＊室外機に雪が直接吹き込むと、付着・凍結して暖房効率が下がります。風雪ガードや防雪フードを使って雪の付着を防ぐようにしてください。
風雪ガードや防雪フードは、エアコンの型式により、取り付け可能な部品が異なります。詳しくは以下のページを参考にしていただくか、使いかた相談窓口までお問合せください。
「室外機設置のポイント」
ちょっとした工夫で節電する
カーテンやブラインドを活用する
冬の日中はカーテンを開け、日光を入れることで省エネ効果が期待できます。
夜間はカーテンやブラインドを活用することで、外からの冷気が入ったり、熱が逃げてしまうことを防ぎましょう。
また、窓やドアをきちんと閉めて、冷たい空気を部屋に入れないようにしましょう。
扇風機やサーキュレーターを活用する
エアコンと扇風機やサーキュレーターを同時に使うことで、お部屋の空気の循環を効果的におこない、省エネ効果が得られます。
湿度を40～60％程度に保つ
寒い時期は、湿度を保てていることで体感温度が上がります。また、ウイルスなどの感染対策や予防のため、加湿器などを併用して、湿度を40～60%程度に保つことをおすすめします。
参考
エアコンの電気代については、以下のページをご覧ください。
「エアコンの電気代について知りたいです。」
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