洗濯物に糸くずがつく原因は以下のことが考えられます。
- 洗濯物の繊維やほこり
- 洗濯の水の量が少ない
- 糸くずフィルターの目詰まりや破損
- 洗濯槽の汚れ
対処方法
乾燥後、白いしみが残る場合は、洗剤や柔軟剤の溶け残りの可能性があるので以下のページをご覧ください。
「衣類に洗剤や柔軟剤が残ってしまいます。」
洗濯物に糸くずがつく場合の対処方法は、動画でもご確認いただけます。
「洗濯物に糸くず・洗剤が付着する(BW-DX120J)」
洗濯をする前に
- 洗濯物の糸くずをあらかじめ取り除く
洗濯の前に糸くずやほこりを軽くはたき落としてください。また、衣類のポケットにほこりや紙くずなどが入っていないか確認し、洗濯の前に取り除いてください。
- 毛玉や毛羽立ちをお手入れする
毛玉や毛羽立ちができていると糸くずが付着しやすくなります。
- 糸くずの出やすい衣類を分ける
タオル・バスタオル・フリースなどは他の洗濯物と分けて洗ってください。
- 洗濯ネットを活用する
洗濯ネットは糸くずの付着防止に非常に有効です。
また、衣類の型崩れや傷みを和らげ、衣類を長持ちさせることができるので、是非ご活用ください。
活用ポイント
- 適切なサイズのネットを使用する
衣類に対して適切な大きさのネットを使用するとネットの中で衣類が動かず、型崩れやシワの低減になります。
例)ワイシャツに適切な大きさ:30×33センチ
- 適切な目のネットを使用する。
目の粗いネットは、白などの淡色の衣類で糸くずが気にならない衣類に使用します。目の細かいネットは、黒や濃紺などの濃色の衣類で糸くずなどが気になりやすい衣類に使用するのがおすすめです。
目の粗いネット
目の細かいネット
洗濯方法
- 水量(水位)を多めに設定する(タテ型のみ)
水量決定後に一時停止し、水量を1段階増やしてください。
機種によっては、自動計測される水量(水位)を多めに設定することができます。
設定方法(例:BW-V100Mの場合)
- 1.電源を入れる
- 2.「水量」を3秒以上押す
「ピッ」という音がして表示部に「H」が表示されます。
(設定なしの場合は「L」が表示されます)
- 3.電源を切る
電源を切ることで設定が完了します。
1度設定すれば、水量は毎回高めに計測されます。
- すすぎ回数を増やす、もしくは「注水すすぎ」を設定する
「注水すすぎ」は水をためて給水しながら排水し、すすぐので糸くずの付着を減らせます。
- 「ナイアガラすすぎ」を設定する(搭載機種のみ)
「ナイアガラ」はたっぷりの水を使ってすすぐため、糸くずの付着を減らせます。
*ドラム式では水量の変更はできないため、すすぎ回数の変更や注水すすぎの設定をお試しください。
- 乾燥運転の乾き具合を「しっかり」に設定する(ドラム式)
乾燥運転をする場合は、乾き具合を「しっかり」に設定すると、乾燥中に温風を出しながら脱水するため、糸くずの付着を減らせます。
お手入れ
上記をすべて確認しても改善しない場合は、お買い上げの販売店または修理相談窓口に点検のご相談をしてください。